翻訳と辞書
Words near each other
・ 石見徹
・ 石見智翠館
・ 石見智翠館高
・ 石見智翠館高校
・ 石見智翠館高等学校
・ 石見村
・ 石見松原駅
・ 石見横田駅
・ 石見江津駅
・ 石見津田駅
石見焼
・ 石見町
・ 石見町 (倉敷市)
・ 石見町女児殺人事件
・ 石見畳ヶ浦
・ 石見益田駅
・ 石見神楽
・ 石見福光インターチェンジ
・ 石見福光駅
・ 石見空港


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

石見焼 : ミニ英和和英辞書
石見焼[いわみしょう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 

石見焼 : ウィキペディア日本語版
石見焼[いわみしょう]
石見焼(いわみやき)は島根県江津市を中心に旧石見国一帯で焼かれる陶器。飯銅(はんどう)と呼ばれる大で知られるが、今日では多様なニーズに伴って、小振りの日用品が多く焼かれる。
==歴史==
元々石見では窯業が盛んで、特に水瓶は北前船を使って全国津々浦々に出荷された。18世紀の中頃には周防国備前国から本格的に技術を学び、陶器製作に磨きを掛けた。
そして、明治になって多くの窯元がからの庇護を失って衰退する中で、石見焼は最盛期を迎えた。その頃の窯元は100を優に数えたといわれる〔しまねの伝統工芸 > 工芸品一覧 > 石見焼 島根県〕。その躍進を支えたのが大甕である。石見焼の甕は耐水性に優れ、貯水には最適であったため全国から需要があった。
しかし昭和30年代に入ると、上水道の整備に伴って水を貯蓄する必要性が減り、またプラスチック製の容器普及が追い打ちを掛けて衰退した。窯元は一気に激減したが、その後は時代に合った容器を作ることで対応していった。代表的なものが漬物梅干し味噌貯蔵用の小口の瓶で、石見焼の特長である塩分、酸、アルカリによる腐蝕への強さが功を奏し、これらのヒットもあって苦しい時代を耐え抜いた。現在は傘立てやマグカップなども製作し、伝統的な意匠、技術を継承しながらも、時代の変化に対応した商品を焼き続けている。平成6年に国の伝統的工芸品に指定された〔石見地域の特産品 一般財団法人島根県石央地域地場産業振興センター〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石見焼」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.