翻訳と辞書
Words near each other
・ 石見神楽
・ 石見福光インターチェンジ
・ 石見福光駅
・ 石見空港
・ 石見窯業
・ 石見簗瀬駅
・ 石見翔子
・ 石見茂夫
・ 石見都賀駅
・ 石見銀山
石見銀山ねずみ捕り
・ 石見銀山テレビ放送
・ 石見銀山処刑場
・ 石見銀山号
・ 石見銀山大森郵便局
・ 石見銀山街道
・ 石見銀山遺跡とその文化的景観
・ 石見長浜駅
・ 石見食品
・ 石見食品工業所


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

石見銀山ねずみ捕り : ミニ英和和英辞書
石見銀山ねずみ捕り[いわみぎんざんねずみとり]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 
: [ぎん, しろがね]
 【名詞】 1. (1) silver 2. silver coin 3. silver paint
銀山 : [ぎんざん]
 (n) silver mine
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
ねず : [ねず]
 【名詞】 1. (1) mouse 2. rat 3. (2) dark gray 4. dark grey 5. slate (color, colour)

石見銀山ねずみ捕り : ウィキペディア日本語版
石見銀山ねずみ捕り[いわみぎんざんねずみとり]

石見銀山ねずみ捕り(いわみぎんざんねずみとり)は江戸時代石見国笹ヶ谷鉱山などと共に採掘された砒石すなわち硫砒鉄鉱砒素などを含む)を焼成して作られた殺鼠剤ねずみ捕り)である。主成分は亜ヒ酸。単に「石見銀山」や「猫いらず」とも呼ばれ、広く使われた。
== 概要 ==
実際の「石見銀山」では産出されなかったが、その知名度の高さにあやかるため「笹ヶ谷」とは呼ばなかった。毒薬として落語歌舞伎怪談などにも登場する。
砒素化合物は一般に猛毒であり、毒物及び劇物取締法により厳しく取り締まられ、幼児・愛玩動物・家畜などが誤食すると危険なため現在では殺鼠剤としては使われていない。また笹ヶ谷鉱山は既に廃鉱となっている。
笹ヶ谷鉱山(現在の島根県鹿足郡津和野町)は、戦国時代から銀を産出していた石見銀山(同県大田市大森町)と共に戦略上から幕府直轄領(いわゆる天領)とされ、大森奉行所(のち代官所に格下げ)の支配下とされたので無関係ではないが、砒素の産地が何処であるか(''正しくは前者'')については混乱も見られる。元禄期には銀山の産出が減る一方で、その後も笹ヶ谷からの殺鼠剤販売が続き名前が一人歩きするようになったため、と考えられている。
笹ヶ谷鉱山では明治以降も亜ヒ酸の生産が断続的に続き、閉山後の1970年代に土呂久鉱山(宮崎県)等とともにヒ素鉱害がクローズアップされることとなった。
また、1997年に同じ石見国の津和野町で日本最大級の間欠泉が発見され、観光資源としての活用が期待されたが、噴出する湯に安全基準を超えた砒素が検出されたため、封鎖されたという逸話がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石見銀山ねずみ捕り」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.