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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 石 : [こく, いし] 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.)
石錘(せきすい)は、漁具として用いられた石器の一種。平たい石の両方端に紐掛部として凹部を作り出す。 石材の凹部や溝部に漁網や釣り糸を結びつけ、錘(おもり)として網漁に使用した。漁具としての錘は石材以外の材質のものとして土錘(土器片錘)、貝錘が存在する。なお、石錘と併用された魚網は主に植物繊維が用いられていたと考えられており、遺跡から出土することはまれである。同音の石錐(せきすい)は石の「錐(きり)」であり、使用、製作法ともに異なる。 台湾原住民は網のおもりとしてこの種のものを使っていた〔『考古学』高橋健自、聚精堂、1913年、p.27。、〕。 打欠石錘には編物のおもりとして使用したとする異説も存在する。 == 日本列島の石錘 == 日本列島において漁労に使用されたおもりは年代によって材質、形態が変わっている。縄文時代には土器の破片を利用した土器片錘が現れ、次に河原石を利用した切目がある石錘や溝がある土錘に変わっていく。さらに、溝がある石錘などが現れ、弥生時代には大陸から伝来した管状土錘が主体を占めるようになる。骨角器としてシカの角から作られた鹿角錘もあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石錘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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