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砂のう
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砂のう ( リダイレクト:砂嚢 ) : ウィキペディア日本語版 | 砂嚢[すなぶくろ, さのう]
砂嚢 (さのう、英: gizzard、鳥類においては ventriculus、gastric mill、 gigerium とも) は鳥類、爬虫類、ミミズ、魚類などに見られる消化器系に属する器官である。分厚い筋肉からなる袋状あるいは管状の器官で、食べたものをすりつぶす機能を持つ。小石などを利用して消化の助けとする種もある。昆虫や軟体動物では、砂嚢の中にキチン質の小板や歯のような構造を持つものもある。 ==名称== 英語での名称 ''gizzard'' は中世の英語の ''giser'' に由来する。この語は古フランス語が元だが、その元はラテン語で内臓を意味する ''gigeria'' である。そのラテン語と同じく印欧祖語から派生したペルシャ語の ''jigar'' (肝臓、liver の意) が ''gigeria'' の元ではないかと考えられている。 日本語での砂嚢、あるいは砂肝(すなぎも)、砂ずりという俗称は、家禽類を調理する際に砂嚢に砂礫が見られることに由来する〔 改訂新版 世界大百科事典、平凡社、2007.〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「砂嚢」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gizzard 」があります。
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