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砥草 ( リダイレクト:トクサ ) : ウィキペディア日本語版
トクサ[くさ]

トクサ(砥草、木賊、学名:)は、シダ植物門トクサ科トクサ属の植物。

==生態==
本州中部から北海道にかけての山間の湿地に自生するが、観賞用などの目的で栽培されることも多い。表皮細胞の細胞壁にプラントオパールと呼ばれるケイ酸が蓄積して硬化し、砥石に似て茎でものを研ぐことができることから、砥草と呼ばれる。
地下茎があって横に伸び、地上茎を直立させる。茎は直立していて同じトクサ科スギナイヌドクサミズドクサの様に枝分かれせず、中空で節がある。茎は触るとザラついた感じがし、引っ張ると節で抜ける。節の部分にはギザギザのはかま状のものがあって、それより上の節の茎がソケットのように収まっているが、このはかま状のぎざぎざが葉に当たる。茎の先端にツクシの頭部のような胞子葉群をつけ、ここに胞子ができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トクサ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Equisetum hyemale 」があります。




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