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1. (n,vs) excommunication 2. anathema =========================== ・ 破門 : [はもん] 1. (n,vs) excommunication 2. anathema ・ 門 : [もん] 1. (n,n-suf) (1) gate 2. (2) counter for cannons
破門(はもん)は # 仏教において、僧が所属する教団や宗派から追放されること。僧として受ける最も重い罰とされる。波羅夷(はらい)にあたる〔『新・佛教辞典-増補』誠信書房。〕。大乗仏教ではあまり聞かず、小乗仏教ではさかんに行使された。 # キリスト教の一部教派およびユダヤ教において、異端的信仰をもつ信者になされる措置である教会会規のひとつ。いわゆる中世暗黒時代には、さかんに行われた。 # 芸道や武道やアカデミックの世界で、弟子が師匠、宗家、家元などによってその流派を追放されること。仏教の破門からの転用。 # ヤクザ世界において、組の構成員がその組織から追放となる処分の一種。 == ユダヤ教 == ユダヤ教の破門は、呪いおよび共同体からの追放という形を取る。呪いの対象は追放者のみならず、今後追放者とかかわった場合の共同体の成員を含むため、破門は追放者のみならず他の共同体成員への禁止効果をも持つ。ユダヤ教からの破門者として有名なのはスピノザである。アムステルダムのユダヤ人共同体におけるスピノザの破門状には、「…かれの昼にのろわれてあれ、夜にのろわれてあれ、かれの臥すにのろわれてあれ、起くるにのろわれてあれ、かれの外出するにのろわれてあれ、帰り来たるにのろわれてあれ、主はかれを許したまわじ、主の憤怒はこの者に対して燃え盛り、掟の書に記されし一切ののろいをかれにもたらさん…何人もかれと同じ屋根の下にも、4エルムン以内にも留まることなかれ」〔下村寅太郎「スピノザとライプニッツ」(『世界の名著30 スピノザ ライプニッツ』中央公論社、1980年)〕「今後、彼から1メートルの距離に近寄るものは呪われよ」とある(原文で使われていた当時の単位系を置き換えた)〔黒川知文『ロシア社会とユダヤ人』ヨルダン社〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「破門」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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