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シーグラス()もしくはビーチグラス()とは、海岸や大きな湖の湖畔で見付かるガラス片のことである。波に揉まれて角の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いを呈する。 == 概要 == シーグラスの色は、その元となったガラスの色に依存する。したがって、多く使われる色のガラスは、シーグラスとしても頻繁に見られる。例えば飲料の容器として利用される緑、透明、茶色などである。これらに次いでは水色、黄色、ピンクなどが多い。珍しい色は灰色、紫、赤、黒である〔Look What the Tide Brought In - washingtonpost.com〕。赤はおよそ 5,000 個に1個、最も稀なオレンジは 10,000 個に1個程度の割合である。黒のシーグラスは1860年代以前のガラス、正確には暗いオリーブグリーンのガラスに由来するものが多い。また、オーストラリアの海岸で発見される黒のシーグラスは、1940年代のビール瓶のものである。このシーグラスの希少性は、ビンの生産時にガラスと共に(色付けのために)成分不明の物質が使われたことによる。 貝殻や鉱物などと同様に、シーグラスも蒐集品として趣味の対象となっている。シーグラスを瓶詰めにして鑑賞したり、組み合わせてアクセサリーを作るなどの楽しみ方もある。 オークションサイトでは一般的な色の物が安く売られているが、高い色や珍しい色だとコレクター間では高値で取引される。 1つ見付かると海面の線上に横に並んでいることが多い。これは潮が引くときに取り残されたものであり、潮の満ち引きが激しい波打ち際ではなかなか見付からないことがほとんどである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シーグラス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sea glass 」があります。 スポンサード リンク
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