翻訳と辞書
Words near each other
・ 碎
・ 碎葉水
・ 碏
・ 碐
・ 碑
・ 碑学
・ 碑学派
・ 碑帖
・ 碑文
・ 碑文学
碑文研究
・ 碑文谷
・ 碑文谷ひんと
・ 碑文谷ショッパーズプラザ
・ 碑文谷一家
・ 碑文谷体育館
・ 碑文谷八幡宮
・ 碑文谷八幡神社
・ 碑文谷公園
・ 碑文谷創


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

碑文研究 : ミニ英和和英辞書
碑文研究[ひぶんけんきゅう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いしぶみ]
 【名詞】 1. stone monument bearing an inscription 
碑文 : [ひぶん]
 【名詞】 1. inscription 2. epitaph 3. epigraph 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
研究 : [けんきゅう]
  1. (n,vs) study 2. research 3. investigation 

碑文研究 : ウィキペディア日本語版
碑文研究[ひぶんけんきゅう]

碑文研究(ひぶんけんきゅう)若しくは碑文学(ひぶんがく)(en:、 :/原義;書き残されたもの) とは、欧米諸国における金石学であり、金属などの耐久性のあるものに刻まれたもの(文字による銘文を含む)や鋳型についてその造られた意味あいや由来を解明する研究若しくは学問分野の呼称である。後述するように文字記録の解読が中心となるため、文字どおり一般的には碑文学、碑文研究と呼んでも差し支えないが、一方で、日本中国金石文や金石学は、Epigraphyとしか訳しようがなく、碑文研究という一般語はあっても碑文学という言葉は通常使用しない〔『広辞苑岩波書店刊、水野・小林編『考古学辞典』創元新社刊,1959年、『世界考古学事典』平凡社刊,1979年の項目にはなく、サブロフ,J.A./青山訳『新しい考古学と古代マヤ文明』,新評論1998年でも項目として出ていないため、一般的な項目として定着していなかった。おそらく考古学や歴史学の下位ジャンルとしての扱いで注目されてこなかったこと、日本や中国の金石学の独立的な伝統が目立っていたためと思われる。しかし、最近はインターネット上で「ラテン碑文学」「マヤ碑文学」などの語句が散見されるようになり、「碑文学」「碑文学者」という語が記載される書籍も出てくるようになった。またコウ/武井・徳江訳『マヤ文字解読』創元社刊,2003年では、索引項目にはないが、用語解説で「碑文学」として取上げられた(同,p.425)。〕ので、本稿でも便宜上金石学と呼ぶ。なおなどにインクで書かれた手書き文書は古文書学に分類され、碑文学、碑文研究の対象には含まれない。
欧米諸国ではこのような分野が独立しており、これを研究する人々を英語ではエピグラファー(epigrapher)ないしエピグラフィスト(epigraphist)と呼ぶ。日本や中国を含む多くの国々では、歴史研究や考古学の研究者がかねていることが多く、特別に研究者の呼称はない〔英語版には、Since epigraphy is a science of the ''particular,'' references to epigraphic evidence appear in most Wikipedia entries discussing aspects of Ancient history.「碑文学(金石学)は特殊な分野であるので、碑文学(金石学)的な典拠は、たいていのWikipediaでも古代史の側面として論じられる」とある。〕。
==概説==
ヨーロッパの金石学は、文字文化を扱う場合に考古学の主要な道具のひとつとなる。アメリカ図書館分類では、歴史の補助学問として分類されている。金石学は、贋物を見破るのにも活躍する。刻まれた文字自体は、金石学の主要な研究対象であるが、銘文の中身とわけて考える。銘文の本文(テキスト)については、テキストそのもので研究される。石に刻まれた銘文(テキスト)は、たいていは、公式見解だったりベヒストゥーン碑文のように神からの視角で刻まれている。それぞれの文化ごとに本質的に異なっている。刻まれた銘文(テキスト)で公にされないものもある。ミュケナイ文化線文字Bは、経済的政治的な記録を保持するために使われたことが解読によって明らかになった。非公式な記録としては、落書き(graffiti)のような独自の感覚で書かれたものもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「碑文研究」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.