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碧海 純一(あおみ じゅんいち、1924年6月27日 - 2013年7月18日〔碧海純一氏死去=東京大学名誉教授 有名人の葬儀 2013年9月3日閲覧〕)は、日本の法学者。東京大学名誉教授。専門は法哲学。 == 来歴・人物 == 愛知県名古屋市出身。武蔵高等学校(旧制)、東京帝国大学法学部卒。高等文官試験司法科試験に合格するも、団藤重光の勧めで学者の道を選ぶ。尾高朝雄の弟子。神戸大学法学部助教授、東京大学法学部教授、放送大学教授、関東学院大学教授を歴任。 従来、価値哲学としての色合いが強かった日本の法哲学界の中で、理論哲学としての法哲学を確立しようとした。その主張は、当初、分析哲学に近い立場に立脚し、形而上学的な命題を排除する傾向があった。神戸大学時代に出版された彼の主著『法哲学概論』の初版は、この立場から書かれ、その偶像破壊力は当時の法学生を魅了し、その明晰さと相まって、実定法学者にも強い影響を及ぼした(この点、同時期に発行された小林直樹『法理学上』と対比することにより、より明確になる)。その後、留学中にカール・ポパーの文献に触れることにより、批判的合理主義の立場に移行するようになる。 弟子として、長尾龍一、井上達夫、長谷川晃、森際康友、嶋津格、桂木隆夫、森村進、蓮沼啓介等を養成した。 学生時代は極東国際軍事裁判で弁護側の書類を英訳する仕事で忙しくなり、大学に行かず留年した。 1991年、紫綬褒章受章。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「碧海純一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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