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【名詞】1. stochastic variable 2. random variable =========================== ・ 確 : [たしか] 1. (adj-na,adv,exp,n) certain 2. sure 3. definite 4. if I'm not mistaken 5. if I remember correctly ・ 確率 : [かくりつ] 【名詞】 1. probability ・ 確率変数 : [かくりつへんすう] 【名詞】1. stochastic variable 2. random variable ・ 変 : [へん] 1. (adj-na,n) change 2. incident 3. disturbance 4. strange 5. flat (music) 6. odd 7. peculiar 8. suspicious-looking 9. queer 10. eccentric 1 1. funny 1 ・ 変数 : [へんすう] (n) variable (e.g., math) ・ 数 : [すう, かず] 1. (n,n-suf) number 2. figure
確率変数(かくりつへんすう、)とは、確率論並びに統計学において、ランダムな実験に拠り得られ得る全ての結果を指す変数である。 数学で言う変数が関数により一義的に決まるのに対し、確率変数は確率に従って定義域内の様々な値を取ることが出来る。 確率変数は、1.これから試行する実験の結果、又は 2.既に試行した実験結果が未だ不確かである場合(実験結果が出揃っていない場合や測定結果が不確実である場合など)の実験結果として取り得る値である。 また概念的に、「客観的に」ランダムな過程(サイコロ振りなど)の結果や、定量的な情報が不完全であることに基づく「主観的な」ランダム性を表すことも出来る。 確率変数が取り得る値に拠って確率が意味する処は、確率論自身の一部ではなく、確率の解釈の結果である厳然とした独立変数である。しかし解釈の如何に因らず数学を用いることが出来る。 確率値を表現する数学の関数は確率分布と呼ばれる。 確率変数は離散数(有限又は数え上げられる値の一覧で、確率分布の特性である確率質量関数により与えられる。離散確率分布参照。)であっても良いし、連続数(定義域内のあらゆる数値で、確率分布の特性である確率密度関数により与えられる。連続確率分布参照。)であっても良い。更に両者の混合タイプも有り得る。 確率変数は確率分布に従ってランダムに選ばれた結果の値と言える。 確率変数の数学的な取り扱いは確率論を参照のこと。 本項では、確率変数を標本空間に定義された可測関数から得られた数値として考える。 ==定義== 確率変数は、その取り得る値から取り出した部分に由来する可測関数である。 通常、である。そうでない場合は確率要素として考察する(概念の拡張参照)。 との両方が可測空間である為に公理的定義が必要とされる(測度論的定義参照)。 実数関数として、はしばしば実験対象の量を記述する。 例えて言えば、或る回数コイントスをした場合に表が出た回数や、様々な人々の身長などである。 の像(或いは範囲)が有限若しくは可算集合である時、確率変数は離散確率変数と呼ばれ〔、その分布はの像の値其々に関連付けられた確率として確率質量関数で記述できる。 像が不可算無限集合であるならばは連続確率変数と呼ばれる。 また特別な場合として、絶対連続の場合にはその分布は区間内の確率として確率密度関数で記述される。注意すべき点は、其々独立した「点」で絶対連続な確率変数の値=0であるという事である。 全ての連続確率変数が絶対連続だというわけではない。がその例である。 そのような確率変数は確率密度関数または確率質量関数で記述できない。 あらゆる確率変数は累積分布関数で記述できる。累積分布関数とは、確率変数が或る値以下である確率を示すものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「確率変数」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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