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磐鹿六鴈(いわかむつかり)は、『日本書紀』等に伝わる古代日本の人物。 『日本書紀』では「磐鹿六鴈」や「六鴈臣(むつかりのおみ)」、他文献では「磐鹿六獦命」や「磐鹿六雁命」・「伊波我牟都加利命」とも表記される。『古事記』に記載はない。 第8代孝元天皇皇子の大彦命の孫で、比古伊那許志別命(大稲腰命)の子とされる。また膳臣(かしわでのおみ、膳氏:のち高橋氏)の遠祖とされるほか、現在では料理神としても信仰される。 == 記録 == === 日本書紀 === 『日本書紀』景行天皇53年10月条によれば、景行天皇(第12代)が東国巡幸において上総国に至り海路から淡水門(あわのみなと:安房の水門)を渡る際、覚賀鳥(かくがのとり:ミサゴの古名〔「覚賀の鳥」 『大辞林 第三版』 三省堂(リンクは朝日新聞社「コトバンク」)。〕)の声が聞こえたので、天皇がその姿を見ようと海の中に入ると、白蛤(うむぎ:ハマグリ)を得た。この時に磐鹿六鴈が、蒲を襷としてその白蛤を膾にして献上した。その功で六鴈は膳大伴部(かしわでのおおともべ)を賜ったという〔『新編日本古典文学全集 2 日本書紀 (1)』小学館、2002年(ジャパンナレッジ版)、pp. 390-391。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「磐鹿六鴈」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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