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神坂村(みさかむら)は長野県南西部にあった西筑摩郡(現在の木曽郡)の村。島崎藤村の出生地である馬籠宿は1958年10月13日まで同村であった。 1958年10月15日に岐阜県中津川市に越県吸収合併されて消滅しているが前日には隣接する山口村に馬籠集落が編入されている。これについては「島崎藤村」騒動についての項目を参照。 == 沿革 == * 奈良時代には神坂村を含む木曾谷は美濃国恵那郡に属していた。畿内と東国を結ぶ幹線であった東山道が通される。 * 平安時代初期に神坂峠の急峻さに驚いた最澄は、峠越えの旅人のために神坂村に布施屋を設置したと伝わる。 * 平安時代中期に神坂村を含む木曾谷は信濃国筑摩郡に移管される。 * 南北朝時代から 戦国時代末期までは 木曾氏の領地となる。 * 江戸時代は木曾谷全域が尾張藩領となり、木曽代官の山村氏に統治される。 * 1871年(明治4年) * 7月14日 - 廃藩置県により尾張藩に属していた信濃国筑摩郡馬籠村・湯船沢村は名古屋県に属する。 * 11月20日 - 名古屋県の信濃国分が筑摩県となったため同県に属する。 * 1874年(明治7年)9月7日 - 筑摩郡馬籠村と湯船沢村が合併し筑摩郡神坂村となる。 * 1876年(明治9年)8月21日 - 筑摩県の信濃国分が長野県に編入されたため長野県筑摩郡神坂村となる。 * 1879年(明治12年)1月14日 - 西筑摩郡発足により西筑摩郡神坂村発足。 * 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制施行も合併を伴わず発足。 * 1957年(昭和32年)3月18日 - 村議会で岐阜県中津川市の越県合併を決める。 * 1958年(昭和33年) * 10月14日 - 自治庁(後の自治省・現在の総務省)の裁定により旧馬籠村地区が分村し隣接する山口村に編入合併される。この時点で旧湯船沢村地区のみとなる。 * 10月15日 - 残った旧湯船沢村地区が岐阜県中津川市に越県編入合併。これにより82年の歴史に終止符を打つ。ちなみに当初主張していた全村合併(山口村の中津川市への越県編入合併による神坂村全体の中津川市との合併)が実現するのはそれから47年後の2005年2月13日のことであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神坂村」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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