|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 神 : [かみ] 【名詞】 1. god ・ 神官 : [しんかん] 【名詞】 1. Shinto priest ・ 官 : [かん] 【名詞】 1. government service 2. the bureaucracy ・ 装束 : [そうぞく] 1. (n,vs) costume 2. personal appearance 3. interior decoration 4. landscaping 5. furniture ・ 束 : [そく, つか] 【名詞】1. handbreadth 2. bundle, fasciculus, fasciculus
平安装束(へいあんしょうぞく)は、平安時代に確立された皇族・貴族の衣服。 ==概要== 平安時代の日本の衣服については、『源氏物語絵巻』、『年中行事絵巻』、『伴大納言絵詞』などの絵巻物に描かれた人物像が重要な資料である。『日本後紀』、『続日本後紀』、『日本三代実録』、『日本紀略』、そして物語・日記などの書物も当時を知る資料である。しかし、平安時代の衣服は現在もわからないことが多い。これは衣服の原材料である絹・麻などの繊維は金属・木材に比べて極めて時間経過による劣化が激しく、時代を超えて残ることがほとんどないためである。 平安時代も中期までは服装について奈良時代と大きく違うことはなかったが、承和年間の遣唐使の途絶以降、あらゆる文化の側面に於いて中国大陸の文化の影響を離れた日本独自の国風文化が盛んになった。国風文化は衣服にも現れ、特に形状に於いて大振りなものとなった。織模様(紋)や染色技術の進展によって色彩に多様性が生まれ、朝廷における儀式行事に用いられることによって貴族の衣服は文化的な向上を見せた。また、大振りとなった装束に張りを持たせるため、強く糊を張った「強装束」または「剛装束」(どちらも「こわしょうぞく」)と呼ばれる着装法の登場によって、装束の形状変化は一定の終着に至った。 平安期に登場した装束はそれ以降も朝廷・幕府等の儀礼に用いられ、着装法や着装する儀式と装束の相関に様々な時代的変化を経たものの、形状等の基礎的な部分に於いては現代に至っても通底している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平安装束」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|