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神宮(じんぐう)は、社号として神宮号を名乗る神社である。 == 歴史 == 『日本書紀』では、伊勢神宮・石上神宮・出雲大神宮(出雲大社を指す〔『新編日本古典文学全集 2 日本書紀 (1)』小学館、2002年(ジャパンナレッジ版)、p. 289。〕)のみが「神宮」と記載されていた。 その後、平安時代に成立した『延喜式神名帳』では、大神宮(伊勢神宮内宮)・鹿島神宮・香取神宮が「神宮」と表記された。江戸時代まで「神宮」を社号とする神社は、この3社のみであった。 明治以降、天皇、皇室の祖先神や大和平定に功績のある特定の神を祭神とする神社の一部が、社号を「神社」から「神宮」に改めた。第二次世界大戦終戦までは、「神宮」の社号を名乗るためには勅許が必要であった。 戦後は神社の国家管理は廃止されたため、「神宮」号を名乗る際に勅許は不要となった。しかし現在でもなお神社本庁傘下において、「神宮」を公式な社号として名乗る神社は特別の由緒を持つものに限られている。戦後、神社本庁に属する神社で「神宮」号を公式に称したのは、いずれも神社本庁の特別な承認を受けて改称した北海道神宮(旧札幌神社・北海道)、伊弉諾神宮(旧伊弉諾神社・兵庫県)、英彦山神宮(旧英彦山神社・福岡県)の3社のみである。もちろん神社本庁自体は公共機関ではないため、神社本庁に属さない、例えば神社本庁から独立して「神宮」号を称した新日吉神宮や山辺神宮の例もある。また神社本庁に属していても、通称として「神宮」号を冠する神社(河尻神宮・西岡神宮など)も見られる。いずれにせよ神社が既に国家の管理から離れている以上、「神宮」号を称すかどうかは各神社の判断に任せられている。 伊勢神宮(皇大神宮)の祭神天照大神を分霊し「大神宮」「皇大神宮」と名乗る神社は全国各地にあるが、これらは「神宮」の社号とは異なるものとされる。また、教派神道に属する神道系新宗教教団の宗教施設に「神宮」を名乗るものがある(東京都世田谷区の神習教本祠「桜神宮」など)が、これらも当項目では扱わない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神宮」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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