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神山一乗寺(こうやまいちじょうじ)は三重県松阪市中万町にある天台宗延暦寺派の仏教寺院である。櫛田川と祓川の分岐点北西に位置する神山(こうやま)山頂への道筋にある。 == 沿革 == この寺は聖徳太子が伊勢神宮への参拝の際にこの地で自ら6尺1寸の薬師如来座像を刻み、創建したと伝えられている〔松阪市の史跡10選(2014年8月1日閲覧) 〕(仮託説も参照)。 かつて神山は「度瀬(わたせ)山」ともいったため〔吉田東伍『大日本地名辞書 上巻 二版』冨山房、P643、P644「大神宮寺跡」の項 〕、平安時代に書かれた『続日本紀』に登場する「度瀬山房」という寺がおそらくこの神山一乗寺であろうという説もある〔大西源一『三重県郷土史』1939年5月5日、P123 ※1955年までこの寺のある中万は射和村に所属していた。〕。 寺より神山の山頂に登ると南北朝時代には神山城があった(現在は破却)。1343年(興国4年)の神山城の戦いではこの寺も仁木義長らの攻撃で焼失したが、1470年(文明2年)に再建された。1816年(文化13年)にはまたも火災に見舞われたが、1836年(天保7年)に再建された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神山一乗寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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