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神山復生病院(こうやまふくせいびょういん)は、1889年(明治22年)5月22日に、静岡県御殿場市神山にて設立された病院。日本に現存する最古のハンセン病療養所である。パリ外国宣教会の神父・テストウィードにより設立された。2009年(平成21年)に創設120年目を迎えた。現在は一般外来、病棟、ホスピス病棟を備える。運営母体は、一般財団法人神山復生会。 == 歴史 == * 1883年(明治16年) - テストウィード神父、水車小屋に住む5、6名のハンセン病患者に会い、訪問するようになる。 * 1886年(明治19年) - 一軒の家屋を借りて患者を保護する。 * 1888年(明治21年) - 駿河郡富士岡村字神山に土地を購入。 * 1889年(明治22年)5月16日 - 郡長の名前で開設許可。22日を開設日とする。 * 1891年(明治24年) - 神父体調をくずし離日、8月4日香港にて昇天。第2代目院長にヴィクルー神父着任。 * 1893年(明治26年) - ベルトラン神父第3代院長。年度末在院患者数は97。 * 1915年(大正4年) - アンドリュー神父第4代院長。 * 1918年(大正7年) - レゼー神父第5代院長。 * 1923年(大正12年) - 井深八重、ただ一人の看護婦として着任。 * 1930年(昭和5年) - レゼー神父昇天。岩下壮一神父第6代院長へ。 * 1940年(昭和15年) - 岩下院長昇天。千葉大樹神父院長へ。 * 1951年(昭和26年) - 林富美子医師常勤へ。 * 1952年(昭和27年) - 地域のために聖マリア診療所を開設。 * 1961年(昭和36年) 井深八重婦長、フローレンス・ナイチンゲール記章受賞。 * 1989年(平成元年)5月15日 - 井深八重名誉婦長昇天、翌日神山復生病院百周年記念式典が行われた。 * 1996年(平成8年)4月1日 - らい予防法の廃止に伴い、らい病床を一般病床に編入〔病院機能評価結果の情報提供 (日本医療機能評価機構)による。〕。 * 2002年(平成14年)4月 - 施設再整備により一般20床、療養40床(ハンセン病患者対象の病床17床を含む)の計60床に再編される〔。 * 2006年(平成18年) - 神山復生病院の記念館が国の登録有形文化財(建物)に指定される。 * 2009年(平成21年)5月16日 - 120周年記念式典が行われた。在院者数8名。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神山復生病院」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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