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神戸タワー(こうべタワー)は、大正時代に神戸市の湊川公園に建てられた展望塔である。湊川公園タワーとも言う。建設当初は新開地タワーと呼ばれていた。東洋一の高さで、浅草の凌雲閣、大阪の通天閣とならんで、日本の三大望楼とも称された。 == 概要 == 1924年(大正13年)、湊川公園内に神戸タワーが建設された。三連アーチのバルコニーのあるビルディングを、高さ90メートル(標高100メートル)のオベリスク風の高塔が貫いている。頂部は階段状ピラミッドのようにデザインされ、塔の側面には窓を挟んで垂直に2本の帯状の意匠が施された。観覧料は大人10銭、子ども5銭。東洋一をうたい、晴れた日には紀淡海峡まで望むことができた。 のちに広告塔となり、「ハープ洗濯石鹸」、「ベルベット石鹸」などの巨大広告が四面を飾るようになる。1934年(昭和9年)には、2万円をかけて「特急大阪行阪神電車」のネオンサインが設置された。戦前から戦後には「ビオフェルミン」の広告が掲げられていた。 建材の劣化による倒壊の恐れから、1968年(昭和43年)に神戸市によって神戸タワーは解体された。跡地には、神戸タワーを模した高さ8メートルのカリヨン時計塔が建っている。 ファイル:Kobe-Tower1929.jpg|ハープ洗濯石鹸の広告が設置された神戸タワー ファイル:Kobe-Tower1934.jpg|阪神電車のネオンサインが設置された神戸タワー File:Minatogawa carillon.jpg|カリヨン時計塔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神戸タワー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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