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「神戸市歌」(こうべしか)は日本の政令指定都市の1市で、兵庫県の県庁所在地である神戸市の市歌。同名の楽曲が2曲存在する。 #1938年(昭和13年)10月7日制定。作詞・武藤重勝、補作・北原白秋、作曲・橋本國彦。 #1951年(昭和26年)10月21日制定。作詞・木村靖弘(神戸市補訂)、作曲・信時潔。 現在の市歌は2.である。本項では、1921年(大正10年)に非公式の市歌として作成・発表された「神戸市の歌」についても解説する。 == 解説 == 太平洋戦争の終結から6年が経過し、世情が安定を見始めたことから1938年(昭和13年)制定の市歌を廃止して2代目の新市歌を制定することになり〔中山(2012) p300〕、歌詞の公募が実施された。原口忠次郎(神戸市長)、富田砕花(詩人)、竹中郁(同)、仲郷三郎(作家)ら10名で構成される審査委員会が応募総数1019編を審査した結果〔神戸新聞、1951年8月31日付3面「神戸市歌きまる 入選一編、佳作五編を発表」。〕、東京都在住の木村靖弘が入選者となった。木村は同年2月に文京区が実施した「文京区歌」の公募で一旦は入選するも前年に制定された「山梨県の歌」の盗作であるとして受賞辞退に追い込まれた経緯があり〔読売新聞(東京本社版)、1951年2月8日付4面「剽窃か 文京区歌」。〕、結果的に「神戸市歌」の入選により汚名を返上する形となっている。作曲は1947年(昭和22年)に制定された「兵庫県民歌」と同じく東京音楽学校講師の信時潔が手掛けた。 制定に伴い西宮市にあったタイヘイレコードが藤島桓夫と藤浦千恵子の歌唱でSP盤を作成したが、現在はこの創唱版でなく神戸市混声合唱団の歌唱による新録版が主に使用されている。神戸市営地下鉄では市民の認知度向上のため、2012年(平成24年)より西神・山手線の三宮駅および海岸線全駅で時報として市歌を演奏している〔神戸市歌の放送 〕。 現行の2代目神戸市歌の旋律は、2015年(平成27年)12月31日に著作権の保護期間を満了している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神戸市歌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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