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神戸市交通局2000形電車(こうべしこうつうきょく2000がたでんしゃ)は、神戸市交通局(神戸市営地下鉄)西神・山手線用の通勤形電車。6両編成4本(24両)が在籍する。 ==概要== 1988年(昭和63年)4月の北神急行電鉄開業に合わせて増備された。1000形と同じアルミ合金製19m3扉車体で、基本的な電装品の仕様は1000形最終増備車(1116編成 - 1118編成)から変わっていない。 同年に登場した北神急行7000系は主回路制御装置にVVVFインバータ制御を導入したのに対し、当形式は1000形と同一の電機子チョッパ制御とされた。これはパワーエレクトロニクス機器からノイズが発生し、それが床下近くに設置されている自動列車制御装置 (ATC) の車内信号や誘導無線等の微細しか流れない電流に影響を受ける可能性があったためである。 制御機器などは1000形と同一仕様であるが、前面デザインは北神急行7000系に類似し、前面に大型曲面ガラスを使用、非常用貫通扉を助士席側に偏心させて運転席からの視界向上を図っている。前照灯・尾灯は角形とされた。下部には1000形最終増備車より大きな、銀色のステップが設けられた。前面のUマークは、非常用貫通扉上の従来車両番号が表記されていた位置に配置され、車両番号表記は上部に移動した。行先表示器は大型化された。 車体断面は1000形より角ばった形状とされ、側窓と屋根との間が平面的になった。これに伴い、乗降口は上下に20mm拡大された。また側面の行先表示器も大型化されるなど、多少は乗客サービスの向上が図られている。車体形状が変化したことに伴い、1000形より1両あたり0.4 - 1.4t自重が増加している。 車体塗装は1000形に準じた神戸市電由来の緑の濃淡2色であるが、濃い緑については鮮やかな色に変更されている。側面窓上の濃い緑のラインは1000形より高い位置に変更され、乗務員扉後部で屈曲しない一直線のデザインとなった。これは後に登場した3000形も同様である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神戸市交通局2000形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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