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神戸市交通局3000形電車(こうべしこうつうきょく3000がたでんしゃ)は、神戸市交通局(神戸市営地下鉄)西神・山手線用の通勤形電車。6両編成6本(36両)が在籍する。 ==概要== 最初の編成は1993年(平成5年)3月の西神南駅開業に合わせて増備された。車体は1000形、2000形と同様のアルミ合金製19m3扉構造である。従来の1000形、2000形とは外観や車内も大きく変化し、主回路制御には神戸市で初めてVVVFインバータ制御が採用された。西神・山手線に乗り入れる北神急行電鉄7000系の制御装置は三菱電機製だが、当形式は日立製作所製である。 前面は2000形や北神急行7000系に類似している。特に車体帯や前照灯の配列等は北神急行7000系に近い。車体塗装の緑色は従来の下部全体とは違い、前照灯周囲に留められている。前照灯・尾灯は丸型を横に配置し、従来の縦配置と異なる。前面形状も2000形よりも丸みを帯び、正面中央部が少し出っ張った形をしている。他は若干異なるものの基本は2000形を受け継ぐ形となっており、前面に大型曲面ガラスを使用し、正面非常用貫通扉は運転席から向かって右側に寄せて配置されている。シンボルマークの「Uラインマーク」は貫通扉のライン上に白抜きで配され、上部に車両番号が表記されている。行先表示器は大型である。 側面塗装も大きく変化し、正面の太いラインがそのまま側面へ伸び、更に乗降扉上に細いラインが入っているが、それ以外は2000形とほぼ同じである。 車内は化粧板の色調が全体的に明るくなり、座席モケットも色、材質ともに変更された。また、座席端には網棚から床に伸びるパイプが設置され、立ち客が掴まるための棒も設置された。天井の冷房吹出し口、照明、スピーカーの形状や配列も変更された。化粧板、座席モケットの変更、パイプの設置は2000年(平成12年)以降、1000形、2000形にも順次行われた。 なお、第23, 24編成登場時にはなかったが、1994年(平成6年)には車内客用ドア上部に路線図式の車内案内表示器とLED式の車内案内表示器が千鳥(交互)に設置され、現在どこを走行しているのかが分かるようサービス向上を図った。この表示器類は1000形、2000形ともに設置されていない。 各駅停車しか存在しないにも関わらず、「この電車は、普通 ○○行きです」という表示があるのと、「普通 LOCAL」ランプや路線図式案内表示器の駅名の下に停車駅であることを示すランプがあるのは、かつて快速運転を行っていた時代の名残である。 なお、2009年5月から車内案内表示器のデザインは路線図とLEDスクロール表示が一体化されたタイプに順次更新され、2010年3月に全編成取り替えられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神戸市交通局3000形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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