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神戸有馬電気鉄道テン1形電車(こうべありまでんきてつどうテン1がたでんしゃ)は昭和4年(1929年)に日本車輌製造で製作された、神戸有馬電気鉄道(現・神戸電鉄)の展望車である。当初は付随車であったが昭和11年(1936年)に制御車に改造され、更に昭和19年(1944年)にクハ141形へ改造された。 ==概要== 神戸電鉄は今でこそ通勤路線であるが、神戸有馬電気鉄道として開業した当初は観光鉄道であり、沿線の風景が楽しめる様に昭和4年春の花見シーズンから電動車と連結して湊川 - 有馬温泉間を一日2往復させた。 車体は濃青色で塗られ、屋根を鋼管で支持し、下半分に鋼板を張り上部に横引カーテンを設けただけである。 扉は前中後の3対あった。座席は片側に寄せてもう片方を通路とした形式で、中央扉を境に通路と座席の配置を逆としていた。 桜が散った後も、新緑→納涼→紅葉と物珍しさも手伝い好評を博したが、雨が天敵であり、カーテンを閉じると外が見えないので雨天運休していた。途中から雨になった日には苦情が出た。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神戸有馬電気鉄道テン1形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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