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神路ダム(かみじ-)は昭和40年代に三重県志摩市(当時の志摩郡)五町(磯部町、志摩町、阿児町、大王町、浜島町)の上水道の水源として磯部町恵利原の二級水系磯部川水系磯部川(神路川)に作られた均一アースダムである。 == 概要 == 神路ダムは上水道の水源だけでも余力がないため水力発電が行なわれておらず、水資源の豊富な三重県では珍しいダムである。 神路ダムは同時期に計画された伊勢有料道路(現在の三重県道32号伊勢磯部線)が神路湖左岸を通っており、神路湖には54.0mの1号橋と105.0mの2号橋の2区間に分かれている神路大橋と、90.7mの恵利原橋が架けられているほか、堰堤上で神路湖を渡る区間がある。 伊勢道路からの自動車転落事故などを想定し、神路湖にオイルフェンスが張られている。渇水時には神路湖に沈んだ旧県道山田波切線(伊勢道路以前の道路)が見えることがある。 神路湖より上流に恵利原の水穴と呼ばれる鍾乳洞があり、そこから流れ出る水は名水百選に選ばれている。水源に名水百選があってもダムに貯められた水は淀んで水質が悪化するため、神路湖では揚水筒に送風し水流を作るエアリフト式の強制循環を複数箇所で行なうことで水質悪化を防止している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神路ダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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