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神道大教(しんとうたいきょう)は、教派神道の一つ。 明治政府が明治5年に神道の総本山とすべく設けた大教院が元であり、神道十三派と呼ばれる各教派神道の母体となった。初代管長は、稲葉正邦である。 祭神は、天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、伊弉那岐命、伊弉那美命、天照大神、天神八百萬神、地祇八百萬神。 管長は任期5年で、選挙制。2009年5月1日より木村剛正が第12代管長に就任した。 == 歴史 == 昭和15年以前は「神道本局(正式名称は神道)」という教派名であった。その元となった大教院は明治6年に設けられ、神道の総本山として皇道発揚に歴史的な役割を果した。 明治7年には全国でその存立を闡明にしており、中、小教院280、教導職数7240名を擁したのだが、その組織上の重大な過失があり、早くも明治8年5月には大教院は解体を余儀なくされた。明治8年3月にこれに代る組織として神道事務局が創設され、次いで大教院は神道側独自の講学布教機関となり名称も神道大教院と改称した。 神道事務局と神道本局は組織的には一応別であるが、神道事務局が有していた神道各教会を統轄するという性格は引き継いだ。明治18年に本局は新たに「神道教規」を制定し翌年認可されると、東京駿河台、次いで築地に本局が置かれ、初代管長には稲葉正邦が就任した。以後、神道本局は、独立した教派を形成しえない神道系の諸教会の統轄という機能を担った。 昭和15年宗教団体法施行に当り、当局に神道本局にも教名の変更が妥当ではないかということを勧告され、大会議を開き慎重審議の結果、明治三年の大教宣布の詔〔安丸良夫・宮地正人編『日本近代思想大系5 宗教と国家』431ページ〕にのっとり、神道が国教と定められ、その聖旨に添うべく神道事務局が創設せられ、やがて神道本局に受け継がれた。その由緒をもって神道に大教を結び「神道大教」と改名した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神道大教」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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