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神野悪五郎(しんのあくごろう)は、日本の妖怪。 怪談『稲生物怪録』で、山本五郎左衛門が語る中に登場する。姓の「神野」は、『稲生物怪録』を描いた古典の絵巻のうち、『怪談之由来併画』『稲亭物怪録』(慶應義塾大学三田メディアセンター所蔵)によるもので、『稲生武太夫一代記〔』では「真の悪五郎」、『稲生物怪録絵巻〔』では「真野悪五郎」、『稲亭物怪録〔』(広島県立歴史民俗資料館所蔵)では「神ン野悪五郎」、『稲生平太郎物語』『稲生逢妖談〔』『稲亭物怪図記〔』では「しんの悪五郎」とされる。 == 概要 == 多くの絵巻では、五郎左衛門がこの物語の主人公・稲生平太郎に語る中に登場するのみだが、『稲生武太夫一代記』では、五郎左衛門が武太夫に「先(ま)づ、悪五郎を、眼の前に引連れて、見せ申すべし」と言い、武太夫が背後を見ると、冠装束姿の者が半身の状態で現れたとある〔。ただし『稲生物怪録絵巻』など多くの絵巻では、この冠装束姿の者は武太夫を守護する氏神とされており〔〔、『稲生武太夫一代記』であたかも五郎左衛門が悪五郎を武太夫の眼の前に連れて来たように描かれているのは、文章の不整合のためと指摘されている。 映画『妖怪大戦争』(2005年)の設定では、広島の妖怪〔映画『妖怪大戦争』(2005)パンフレット内「登場妖怪棲息図」〕。魔物たちを束ねる魔王のひとりであり、その支配はインド・中国・日本という広域に及ぶとされる。山ン本五郎左衛門と魔界の覇権を争ったが、妖怪世界の長老である妖怪大翁の仲裁により、現在は山ン本とともに大翁に仕える。頭の回転が速く討論では妖怪の中に並ぶ者はいない〔『妖怪大戦争』DVD コレクターズ・エディション 特典ディスク1内「日本の妖怪181匹!! 大図鑑」〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神野悪五郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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