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神鷹(しんよう)は、日本海軍の航空母艦〔#達昭和18年12月p.30『達第三百十一號 汽船「シャルンホルスト」呉海軍工廠ニ於テ改造中ノ處完成ニ付左ノ通命名セラル 昭和十八年十二月十五日 海軍大臣 嶋田繁太郎 軍艦 神鷹(シンヨウ)』〕。太平洋戦争中期、日本(神戸港)に取り残されていたドイツの客船シャルンホルストを日本海軍が購入し、空母に改造した軍艦である〔〔#護衛空母入門137-139頁『ドイツ客船シャルンホルストの改造方法』〕。日本海軍による書類上の分類は大鷹型航空母艦〔#編制(昭和19年1月31日現在)p.4『艦艇類別等級別表|軍艦|航空母艦|大鷹型|大鷹、雲鷹、冲鷹、神鷹、海鷹』〕〔#日本空母物語105-107頁『戦列についた「鷹型」空母陣』〕〔便宜上、日本海軍が商船改造空母を『大鷹型』に分類したものであり、実際の同型艦は3隻(大鷹・雲鷹・冲鷹)〕。 == 概要 == 空母神鷹は、日本海軍の航空母艦で第二次世界大戦勃発によりドイツに戻れず兵庫県神戸港に係留されていたドイツの客船シャルンホルストを、1942年(昭和17年)6月上旬ミッドウェー海戦で主力空母4隻を喪失した日本海軍が買収し空母に改造した〔〔#日本空母物語313-314頁『神鷹(1)来航中の独商船を買収』〕。ドイツ製機関部(高温高圧ボイラー、電気推進式)の取扱いが難しく、最終的に日本式のボイラーに交換〔。客船から空母への改造には、機関換装を含め約1年3ヶ月を要した〔#日の丸ドイツ船97頁〕。空母としては小型・低速であり、また日本海軍は空母用カタパルトを開発できなかった為、神鷹がアメリカ海軍の軽空母や護衛空母のように最前線に投入されることはなかった〔〔#護衛空母入門116,127-131頁〕。1944年(昭和19年)中盤に改造完了後、海上護衛隊に所属して輸送船団護衛に従事したが〔〔、同年11月17日済州島沖でアメリカ軍潜水艦のスペードフィッシュの魚雷攻撃によって沈没した〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神鷹 (空母)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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