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祭文音頭 : ミニ英和和英辞書
祭文音頭[さいもんおんど]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まつり]
 【名詞】 1. festival 2. feast
祭文 : [さいもん]
 【名詞】 1. address to the gods 2. type of song which spread from mountain hermits to the laity during the Kamakura era
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
: [おと, ね]
  1. (n,n-suf) sound 2. note 
音頭 : [おんどう, おんど]
 【名詞】 1. workmen's songs 2. marching songs 
: [あたま, とう]
 【名詞】 1. counter for large animals 

祭文音頭 : ウィキペディア日本語版
祭文音頭[さいもんおんど]
祭文音頭(さいもんおんど)は、歌謡化した祭文(歌祭文)が地方で盆踊歌に転じて生まれた音頭。また、そのなかで、とくに滋賀県の江州音頭の直接の起源となったクドキ調の音頭。
== 祭文音頭の歴史 ==
仏教経典にフシをつけた声明を源流とし、山伏らによる民間布教手段として生まれたのが「祭文」である。近世に入り、祭文は一部で娯楽化し、次第に宗教色を薄めていって遊芸化した。
江戸時代三味線と結びついて歌謡化した祭文を「歌祭文」と称する〔郡司(1953)pp.208-209〕〔吉川(1990)pp.42-44〕。これに対し、錫杖法螺貝のみを用いたデロレン祭文は、世俗的な物語を採用しながらも語りもの的要素の強い芸能である〔。
歌祭文は、元禄1688年-1704年)以降、「八百屋お七恋路の歌祭文」「お染久松藪入心中祭文」などといった演目があらわれ、世俗の恋愛心中事件、あるいは下世話なニュースなども取り入れ、一種のクドキ調に詠みこむようになった〔〔山路(1988)pp.139-140〕。
クドキ調となった歌祭文が地方で盆踊歌に転じていったものが「祭文踊り」であり、「祭文音頭」である〔郡司(1953)pp.208-209〕〔。地域によっては、近年まで「佐倉宗吾くどき」や「石童丸苅茅道心くどき」によって盆踊りが踊られていたところもあった〔五来(1995)pp.59-64〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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