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祭魚洞文庫(さいぎょどうぶんこ)とは、1934年(昭和9年)に渋沢敬三が開設した水産・漁業関係資料の個人文庫である〔高木征三. 祭魚洞文庫について. 『流通經濟論集』,1971,Vol.6,No.2,pp.129-146. http://ci.nii.ac.jp/naid/110007190315/〕。 == 概要 == 1932年(昭和7年)の静岡県内浦での文書発見からコレクションとしての構築が始まった。 名称の祭魚洞とは、渋沢の雅号である。祭魚はカワウソを意味し、魚を捕らえてもすぐには食べずにおくという故事がある。雅号は自らの書斎をカワウソの巣になぞらえて祭魚洞書屋としていたことに由来する〔佐野眞一. 旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三. 文庫版. 文藝春秋,2009,522p,ISBN9784167340087.〕。 資料は1993年(平成5年)、渋沢史料館、独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所〔水産総合研究センター中央水産研究所. "独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所:中央水研だより" http://nrifs.fra.affrc.go.jp/letters/letter01/b/b02.html〕、国文学研究資料館〔国文学研究資料館. "史料目録 - 国文学研究資料館" http://www.nijl.ac.jp/info/mokuroku.html〕、流通経済大学〔流通経済大学. "特殊コレクション" http://www.rku.ac.jp/tosho/collection.html〕、神奈川大学などに分散して移管された〔神奈川大学. "所蔵資料・図書 - 神奈川大学ホームページ" http://www.kanagawa-u.ac.jp/05/ken_nihon/04/index.html〕。 一部は北海道立文書館にマイクロ複写があり〔北海道. "北海道立文書館所蔵資料案内~私文書 祭魚洞文庫旧蔵水産史料蝦夷地・北海道関係資料" http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/mnj/d/guide/b/d/saigyodoubunnkokyuuzou.htm〕、また九州大学デジタルアーカイブでも閲覧できる〔九州大学. "鯨絵・捕鯨史料" http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/kujira/〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「祭魚洞文庫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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