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禁煙外来(きんえんがいらい)は、たばこをやめたい人向けに作られた日本における専門外来の科目である。 ヘビースモーカーを対象にした一定の基準による条件付きではあるものの、条件を満たす喫煙者には健康保険の保険適用がされている。 == 概要 == 1990年代後半から扱う病院が増加した。主に精神面での禁煙支援や、ニコチン置換療法(ニコチンガム・ニコチンパッチを使用)、非ニコチン製剤(バレニクリン)などによる禁煙法を行う。 以前は、禁煙にかかる費用は全て健康保険の対象外(自由診療・保険外診療)であったため患者の全額負担であったが、2006年4月1日より、一定の基準を満たす患者における禁煙治療に関して保険適用が中央社会保険医療協議会の答申により認められ、ニコチン依存症管理料や、ニコチンパッチなどが保険が適用されている。 禁煙治療が保険適用される医療機関は、敷地内禁煙であることなど一定の要件を満たして届出の上、認可を受ける必要がある。保険治療が受けられる医療機関は、各都道府県の社会保険事務局に問い合わせる必要がある。内科・耳鼻咽頭科・眼科などでの禁煙治療は保険が適用されるが、歯科は2008年7月においても保険適用外となるので受診の際は注意が必要である。 保険適応に際し、診療報酬について話し合う国の中央社会保険医療協議会の審議では、保険適用に反対する意見も複数の委員から出され「喫煙は個人の嗜好(しこう)である」、「禁煙は個人の責任で、公的保険の給付にはなじまない」がだされた。一方、保険適応推進派の「喫煙はニコチン依存や肺がん、心臓病などを引き起こす病気であり、治療の対象であるべき」との推進の声とがあり、議論は最後までかみ合わなかったという〔読売新聞2006年5月31日〕。 結局、実施医療機関や対象者を限定し、「実施医療機関の敷地内が禁煙であること」「基準以上の喫煙歴(1日の喫煙本数×喫煙年数の数値が200以上)があること」など、一定条件下の保険適用が認められる事となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「禁煙外来」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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