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福井洞窟(ふくいどうくつ)は佐世保市吉井町(旧北松浦郡吉井町〔市町村変遷パラパラ地図完全版長崎県 〕)にある旧石器時代終末期から縄文時代草創期の遺跡である。国の史跡。 == 概要 == 佐々川支流の福井川に面し、西向きに開いた間口12メートル、奥行6メートル、高さ3メートルの岩陰状の洞穴で、標高80メートル、稲荷神社の境内に位置する。地元の郷土史家・松瀬順一が、稲荷神社の改修工事の際に石器を発見して遺跡の存在を広めた。昭和35年(1960年)から39年(1964年)にかけて、芹沢長介らが3回にわたり発掘調査した。ただし、稲荷神社の本殿直下は未調査のため、全貌は明らかになっていない。平成24年(2012年)2月より50年ぶりに本格的な発掘調査が行われる予定である〔「国内最古級遺跡 福井洞窟本格調査へ」(西日本新聞2012年2月7日朝刊)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福井洞窟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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