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福光園寺(ふっこうおんじ)は、山梨県笛吹市御坂町大野寺に所在する寺院。真言宗智山派に属し、山号は大野山。本尊は不動明王。 == 概要 == 所在する笛吹市御坂町大野寺は甲府盆地南東端に位置しており、周囲はモモを中心とする果樹園が広がる傾斜地で、南は御坂山地に近接している。 古代には後期国府の所在する八代郡にあたり、近辺には瑜伽寺(笛吹市八代町永井)や九品寺(同市御坂町成田)、智光寺(同市境川町藤垈)など創建が古代に遡る寺院が分布している。 創建時期は不明であるが、古くは駒岳山大野寺と称し、平安時代後期の保元2年(1157年)に大野重包(対馬守)により再興されたといわれ、賢安を中興開山としている。平安時代には10世紀に成立した『聖徳太子伝暦』に記される甲斐の黒駒伝承た伝わる〔末木(2014)、p.58〕。これは聖徳太子が「黒駒」と呼ばれる馬にまたがり富士山頂に達したとする伝承で、山梨県では富士山周辺や古代官道・甲斐路(御坂路)周辺の寺社などに伝わっている〔末木(2014)、p.58〕。「甲斐の黒駒」は『日本書紀』雄略天皇13年条、『続日本紀』天平3年(731年)12月21日条に登場し、甲斐国司・田辺史広足が朝廷に神馬を献上したと記されている〔末木(2014)、p.59〕。福光園寺にはこの甲斐の黒駒に関する伝承が伝わり、裏山は黒駒牧であったという〔末木(2014)、p.59〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福光園寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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