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【名詞】 1. large-headed dwarf statue, bringer of good luck =========================== ・ 福 : [ふく] 【名詞】 1. good fortune ・ 福助 : [ふくすけ] 【名詞】 1. large-headed dwarf statue, bringer of good luck ・ 助 : [すけ] (n) assistance
福助株式会社(ふくすけ)は、東京都渋谷区に本社を置く足袋・靴下・ストッキング・下着などの製造販売をおこなう企業である。 大阪府堺で創業した足袋の老舗であったが、2003年以降は経営基盤を東京に移している。 == 概要 == 創業者の辻本福松が、1882年に大阪府堺で足袋の製造販売をおこなう「丸福」を創業させる。しかし丸に福を入れただけの商標は、すでに他の業者が商標として登録していたこともあり、伊勢詣での際に福助人形を見つけたことから、これをもとに挿絵化、1900年に「福助印堺足袋」として商標登録をおこなう。またその間の1895年には足袋用のミシンを開発し、足袋の大量生産化を成功させる。 創業者・辻本福松の死後、後を継いだ辻本豊三郎は、販路を拡大すべく東京へ向かうが、当時東京では「足袋は手縫い」が常識となっていたため、販路の拡大に苦戦するも、徹底した売り込みを続けると共に、新聞への広告掲載や、看板・ポスターなどの設置に心血を注ぎ、やがて福助の名は全国に広がってゆく。パブリシティによって福助の知名度が上がることを知った辻本豊三郎は、1923年に博多、1928年には大阪・道頓堀、東京・浅草に巨大広告塔を設置。これを発端として、戦後サトウハチロー、三木鶏郎の手によるテレビやラジオでのCMソングなどによる宣伝につながってゆく。 1930年代から靴下、下着、服飾衣料に進出を開始。また1950年代にはズック靴なども生産していたこともある。しかし足袋・靴下以外では、他の部門の業績に目立った伸びは見られず、1980年代には森英恵、三宅一生などのデザイナーズブランドを積極的に取り入れたが、言うほどの改善は見られなかったこともあり、次第に経営は傾斜化してゆく。 2003年6月21日、民事再生法の申請に伴い、426億円もの負債を抱えて倒産する。同年10月1日に企業再生ファンド、MKSパートナーズにより設立された新会社へ、事業、商号、ブランドを含めた営業の一切を譲渡し、創業者・辻本一族は経営から退くことになった。変わって伊勢丹の名バイヤーとしてその名を知られる藤巻幸夫が社長に就任し、新たに経営基盤も東京へと移り、新生福助としてスタートを切ることになった。2007年5月17日、豊田通商との資本・業務提携により同社の持分法適用会社となった。2009年10月には豊田通商がMKSパートナーズの保有株式の全株を取得し連結子会社化した。 倒産する前は三和グループのメンバーであり三和系企業で設立されたみどり会の会員企業だったが〔2000年5月10日現在のみどり会のメンバー会社一覧 〕、倒産・新会社への営業譲渡に伴いみどり会を退会した。ちなみに、現在の東証一部に上場していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福助」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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