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福田 進一(ふくだ しんいち、1955年12月25日 - ) は、日本のクラシックギター奏者。大阪府生まれ。 == 人物・来歴 == 大阪にて、斎藤達也にギターの手ほどきをうける。 上宮高等学校卒業後パリに留学、エコール・ノルマル音楽院にてアルベルト・ポンセに師事し、同音楽院を首席で卒業。イタリア、キジアーナ音楽院にて最優秀ディプロマを取得。1981年にパリ国際ギターコンクールで優勝。それ以降、ソリストとして世界各地で公演やマスタークラスを開催するとともに、様々なオーケストラとも共演を行っている、日本を代表するギタリストである。 フルートの工藤重典や佐久間由美子、チェロの長谷川陽子、ヴァイオリンの森下幸路、ジャズギターの渡辺香津美など、他ジャンルや他楽器の音楽家との共演も数多く、クラシック音楽界に幅広く認知されている音楽家である。 また、教育者としても、鈴木大介、村治佳織、村治奏一、大萩康司、松尾俊介らの若手を育てており、現在は大阪音楽大学客員教授〔大阪音楽大学教員情報 〕。 クラシックギター界自体は、必ずしもスポットのあたるジャンルでは無いが、福田自身は度々メディアに登場し、特にNHKの番組ではライブ等を披露する事がある。演奏は言うまでもなく、大阪出身ならではの軽快なトークもまた格別である。フランス滞在期間が長いものの、南米の音楽にも造詣が深く、ヴィラ=ロボス「ショーロス No.1」はテレビで度々披露される。 ルネサンス音楽から現代音楽まで驚異的な数のレパートリーを持つだけでなく、野平一郎『アラベスクⅣ』、レオ・ブローウェル『悲歌』『ハープと影』、セルジオ・アサド『ソナタ』など、自身に献呈された楽曲も多い。 1999年、NHKでB'zのギタリスト松本孝弘の特集番組の中で、彼のトーク相手として福田進一が選ばれ、ギターについての各々の想いを語り合っていた。そこで両者は、ビブラート等の心で演奏するギターの価値について熱く語っていた。 2012年、芸術選奨文部科学大臣賞音楽部門受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福田進一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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