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福音館書店(ふくいんかんしょてん)は、東京都文京区に本社を置く児童書を中心とした出版社である。略称「福音館」。 == 沿革 == 本来は金沢市のキリスト教系書店で、カナダのメソジスト教団の宣教師が伝道を目的として設立した(社名にある「福音」はこれに由来する)。その後、第二次世界大戦勃発が避けられない事態となりカナダ宣教師団が全員引き上げることになったため、宣教師団が持っていた財産処分に際して名古屋市の星野書店の北陸担当番頭だった佐藤喜一(賀川豊彦の伝道を手伝っていたクリスチャン)が経営を引き継いだ。 1951年3月、佐藤の娘身紀子の恋人だった(のち夫となる)松居直が、佐藤の招きで編集を担当。このとき実験的に作った「福音館小辞典文庫」シリーズが成功を収めたため、翌1952年2月、正式に福音館書店が発足した。1952年8月、会社の本拠地が金沢から東京都千代田区神田三崎町に移転。 1953年、松居の発案で婦人月刊誌『母の友』を創刊。以後、児童書の分野に進出。書店委託ではなく買い切り制にしたこと、紙面に他社広告を一切入れないことという二大方針を守って読者から信頼を得る。 しかし間もなく大手出版社との競争で苦境に陥ったため、1956年、創作絵本『こどものとも』を発刊。この絵本の第1号から第11号までが産経児童出版文化賞を受けたことで、児童出版社としての地位を確立した。 1972年5月に制定した福音館書店のシンボルマーク(大小の手を組み合わせたデザイン)は、デザイナーの早川良雄が制作に参加している。 *1952年 - 有限会社福音館書店を金沢市にて設立。同年中に東京に移転 *1953年 - 小辞典文庫の総発行部数450万冊。月刊雑誌『母の友』創刊 *1955年 - 幼年童話集『幼児のための童話集(第一集)』刊行 *1956年 - 月刊絵本『こどものとも』創刊 *1962年 - PR誌「絵本の与えかた」創刊 *1963年 - 『エルマーのぼうけん』刊行 *1968年 - 月刊絵本「普及版こどものとも」刊行開始(1986年4月より『こどものとも年中(ねんちゅう、幼稚園の「年中組」より)向き』と改名) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福音館書店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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