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秋田県立野球場(あきたけんりつやきゅうじょう)は、秋田県秋田市新屋(通称向浜)にある野球場。愛称 こまちスタジアム。施設は秋田県が所有し、県の外郭団体である秋田県総合公社が指定管理者として運営管理を行っている。 メインスタンドのネット裏を覆う、米粒を模した白い膜屋根と、秋田を代表する祭りである竿燈をイメージした4基の照明塔が特徴的な球場である。 == 歴史 == 秋田市内には秋田市八橋運動公園硬式野球場(秋田市営八橋球場)(1941年完成)と秋田県営手形球場(1950年完成)の野球場があり、手形球場〔現在は秋田大学に売却され、秋田大学野球場となっている。〕に替わる野球場として1974年に秋田県立球場が竣工・開業した後は、共に県内の社会人、大学、高校などアマチュア公式戦等で使用され、また八橋球場ではプロ野球公式戦も開催されていた。しかしいずれも老朽化して設備不備が目立つようになり、また狭隘な敷地に建っているため、大規模な増築やナイター用の照明設備の増設が難しかったことから、移転新築を望む声が寄せられていた。 県立球場は築30年弱であったにもかかわらず、八橋球場と比較して維持管理が行き届いていなかったなど問題点が多かったことから、県は県立球場を移転し、新たにプロ野球公式戦が開催可能な設備を有する野球場として新築する方針を固めた。尚、旧県立球場は2002年を以って閉場し取り壊され、跡地は秋田県立武道館の建設用地となった。一方、八橋球場は改修工事を行いながら現在も存続している。 現在の県立野球場は2003年3月、旧球場から約500m西側の向浜スポーツゾーン内に完成。移転と同時に施設名称も「秋田県立球場」から「秋田県立野球場」に改称された。愛称「こまちスタジアム」は公募により決定した。「こまち」は湯沢市に伝わる小野小町生誕に関する伝説や、県特産の米「あきたこまち」に因んでいる。こまちスタジアムは旧県立球場や八橋球場と同様、県内の社会人、大学、高校などの公式戦などで使用され、名実ともに秋田県を代表する県下最大の野球場である。 同年シーズンよりプロ野球公式戦の開催もこまちスタジアムに移行した。初の公式戦は6月21日のセントラル・リーグ公式戦・広島東洋カープ対中日ドラゴンズ15回戦(翌22日も同カードで、2戦とも広島の勝利。いずれもデーゲーム)。同日、広島・前田智徳が中日・平井正史から球場第1号本塁打を放った。ナイター開きは同年7月12日のヤクルトスワローズ対横浜ベイスターズ17回戦(13日の同カードはデーゲーム。尚、試合は2戦ともヤクルトの勝利)。 また2006年7月8日・9日には東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガース2連戦が行われ、タイガースが実に53年ぶりに秋田で公式戦を行った他、同年9月12日には読売ジャイアンツ(巨人)対中日ドラゴンズ21回戦が行われた。巨人が秋田県内で公式戦を行ったのは1951年8月3日に秋田県営手形野球場(現在の秋田大学野球場)で大洋ホエールズを相手に試合を行って以来、55年ぶりであった。しかし試合は10-2で中日が圧勝し、巨人は55年ぶりの秋田でのホームゲームは黒星に終わった。 一方パシフィック・リーグ公式戦は、2006年に東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設後初の秋田での公式戦を2連戦で開催して以降、2009年からは岩手県盛岡市の岩手県営野球場との2連戦形式で毎年1試合を開催している(2009年は雨天中止。その他詳細は後述)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋田県立野球場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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