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秋里 籬島(あきさと りとう、生没年不詳)は、江戸時代の読本作者、俳人〔朝日日本歴史人物事典〕。名所図会の先駆者として知られる。 == 来歴 == 京都の人。本姓は池田であるが、秋里を称す。名は舜福。字は湘夕。籬島、秋里山人、籬島軒と号す。仁左衛門とも称す〔。安永から文政期に活躍、名所図会の編著者として知られており、随筆、紀行文などの他、読本の著作もあり、極稀に自ら挿絵も描いている。安永9年(1780年)刊行の『都名所図会』(竹原春朝斎画)が代表作として著名であり、ほかに文化2年(1805年)刊行の自画作による地誌本『唐土名所談』が知られている。『都名所図会』が当たったことで画工を連れて諸国を回り、数十種類に及ぶ名所図会を編纂し、名所図会の流行を作ったほか、俳書や辞書、作庭書など約40冊の著書がある〔〔神奈川大学横浜図書館、2009年4月〕。 == 編著作 == 著作の多くは国立国会図書館デジタルコレクションでデータ公開されている。 *『都名所図会』1780年 *『都花月名所』1793年 *『俳翼』1795年 *『和泉名所図会』1796年 *『伊勢参宮名所図会 』1797年 *『東海道名所図会 』1797年 *『摂津名所図会』1798年 *『都林泉名勝図会』1799年 *『河内名所図会』1801年 *『唐土名所談』1805年 *『ももしき』1812年 *『木曽路名所図会』1814年 *『近江名所図会』1815年 *『石組園生八重垣伝』1827年 *『築山庭造伝(後編)』1829年。北村援琴の『築山庭造伝』の続編。 *『京の水』1841年 *『大日本道中細見絵図』 *『絵本源平盛衰記』 *『絵本保元平治物語』 == 参考文献 == * 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』第2巻 大修館書店、1982年 == 外部リンク == * 国文学研究資料館 * 国語資料としての『都花月名所』 郡千寿子、弘前大学教育学部紀要 第106号 2011年10月 * : 秋里籬島の句の働きについて ロバート・ゴーリ、東京大学史料編纂所研究紀要 (21), 2011-03 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋里籬島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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