|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 科 : [か] 1. (n,n-suf) department 2. section ・ 科学 : [かがく] 【名詞】 1. science ・ 学 : [がく] 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge ・ 教材 : [きょうざい] 【名詞】 1. teaching materials ・ 社 : [やしろ] (n) shrine (usually Shinto)
科学教材社(かがくきょうざいしゃ)は、東京都千代田区神田錦町に事務所を置く、科学・模型関係の教材を扱う老舗の企業。 == 概観 == 雑誌『子供の科学』等の出版元である誠文堂新光社の代理部として、1925年に発足した。 その後同社から独立して現在に至るが、誠文堂新光社と科学教材社は創業者の小川兄弟が各々経営に当り、『子供の科学』の他に『初歩のラジオ』等、誠文堂新光社の出版物所載の製作記事と連動して、部品やキットの通販と、以前は店頭販売を手掛けていた。 誠文堂新光社とは別に出版事業も展開し、『模型とラジオ』誌を発行していた。昭和20年代後半から40年代前半には、詳細な動作原理解説と実体配線図を付した、良質なラジオ・テレビキットで高い評価を得た。 鉄道模型、スロットカー、天体望遠鏡、ラジコン等、かつての取扱商品には当時の所得水準を考えると果たして中高生に買えたであろうか疑問の残る高額商品も多々あるが、青少年への科学技術の啓蒙普及に貢献した功績に疑いはない。また、1982年頃にはCPUのZ-80を使用した、8bitのマイコンを販売していたが高額で、当時はワンボードマイコンと呼ばれるものだったがLED表示のみでマシンランゲージをテンキーで入力するというものであった。東芝などのメーカーからも発売されていたが、同社のそれは教材の域を出ず、1年足らずで製造中止になっている。 隣接する東京電機大学の学生・教師の利用も多い。また、現在でも往年と同じく、巻き枠にエナメル線を巻きつけて手作りするスパイダーコイル使用のセット等のキットを供給し続けている。1980年頃まではコンデンサー、抵抗、ダイオード、トランジスタ、真空管などのパーツもラジオが組める程度のものをばら売りしていたが、それらが徐々に生産中止となり、現在は在庫品を販売している。この会社には「ラジオ小僧」と呼ばれた団塊の世代の人達も含め、幅広いファンが存在している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「科学教材社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|