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秘宗拳(秘踪拳)は主として河北省などに伝わる武術。別名として、燕青拳、迷蹤芸(迷踪芸)〔唐代に四川の深山で狻猊と遭遇した少林寺の僧が創案したとする伝説から、異称として「猊拳」「猊犭宗拳」「猊踪藝」がある。〕がある。迷蹤芸の名は複雑な歩法を用いることに由来するとされる〔運動線が蜘蛛の巣に例えられることがある。また、敵の将兵が燕青を追撃した時、燕青は足跡を雪の上に残していなかったので将兵は道に迷ってしまったことから彼の武術を迷蹤芸と呼ぶとする説もある。〕。 ==歴史== 伝説によると秘宗拳(燕青拳、迷蹤芸)の開祖は『水滸伝』の登場人物「燕青」であると言う。燕青の主人である盧俊義が燕青に伝え、燕青から後世の伝人に伝えられたとする場合もある。伝説では、燕青は北宋に対する反乱軍の将であるため、伝人は開祖(宗師)の名を秘したことから秘宗拳と呼ばれたとしている。秘宗拳に限らず、開祖を武侠小説に登場する人物や伝説上の人物に仮託することは珍しいことではなく、類似した例は日本武道にも見られる。 近代においては、上海精武体操学校(上海精武体育会の前身)を創設した静海(天津)の人、霍元甲の迷蹤芸がよく知られている。霍元甲は家伝の武術を父である霍恩第に学んだと言われている。また南京中央国術館の姜容樵、李元智は河北省滄州に伝えられた秘宗拳を陳玉山〔陳玉山は陳善(滄州の武術家、陳善派の祖)の孫にあたる。陳善は山東の孫通に秘宗拳を学んだとされる。〕より学び、劉雲樵は李書文に拝師する前に張耀廷より秘宗拳を学んでいる。また、大連に伝わる秘宗拳、大連秘宗拳は蘇明遠に始まると言われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秘宗拳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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