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秤量所 (しょうりょうじょ、ひょうりょうじょ、) は、高速道路上に設けられた、車両重量を計測するための施設。 トラックや商用車向けに設けられていることが多い。特に、農作物の収穫期に合わせてトラックを監視する目的で設置されることが多い。 施設内には積載量の計測器があり、いったん車両を止めて量るタイプのものと走りながらでも計測できるタイプのものとがある。また計量方法も、車軸毎に計量するものから一度に全ての車軸を計量するものまで、様々である。 施設内には測定の結果を知らせる案内表示があり、本線に戻ってもよいか追加の検査が必要かをドライバーに知らせるようになっている。 沿線の地方自治体が管理にあたるが、常設の秤量所の他に、移動式の臨時秤量所が設けられることがある。後者は一時的な検問所として通常の秤量所から離れた地点に設けられ、常設の検問所を避けるドライバーを捕捉する目的がある。特設施設として設けられ、常駐の職員がいない場合もある。 ==アメリカ合衆国== 州境付近に設けられたものは入港地点 () と呼ばれる。それ以外では交通の要衝や貨物の出発点、到着点に設けられることが多い。 当初は道路使用料の収受を主目的として設置されていたが、現在、当該業務は国際燃料税協定 () に取って代わられている。現在でも秤量所で使用料を納入することはできるが、主な業務は通行税の監督、整備点検の確認に移っている。 監督する項目は燃料税違反、重量オーバー、整備点検状況、超過勤務違反の確認等である。 設置・管理は連邦ではなく州が行うため、州毎に監督項目に大きな違いがある。各州の交通局が高速道路交通警察隊や州警察と共同で業務を担当し、関連法規が遵守されているか確認する。 秤量所によっては同時に積荷の申請書、車検証、走行記録の提出を求め、燃料税が納付されているか、国の定める最長勤務時間を越えて運転していないかを確認し、トラックとドライバーに交通局の定める諸検査 を受けさせる。こうした諸検査を秤量所で済ませてしまうという州が多い。 トラックドライバーの間では「鳥小屋」() とも呼ばれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秤量所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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