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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 父 : [ちち] 【名詞】 1. (hum) father ・ 平 : [たいら, ひら] 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm
秩父がかう平(ちちぶがかうひら〔「ちちぶかうへい」もしくは「-こうへい」、あるいは「-かうたいら」もしくは「-こうたいら」との読みが当てられていることもあるが、「かう平(こう平)」が手掛けた刀工の名(脚注2参照)を表していると見る場合、「備前三平」として並ぶ他の2名、「包平」「助平」共に読みは「ひら」であることから「かう(こう)平」も「かう(こう)ひら」と読むのが妥当と考えられる。〕)とは、平安時代末期から鎌倉時代初期の武将、畠山重忠が所用したと伝えられる太刀である。 「秩父がこう平(ちちぶがこうひら)〔」とも表記されることがある。 == 伝来 == 三尺九寸(約 1.82 m)、身巾四寸(約 12.13 cm)の太刀で、畠山重忠の佩刀とされ、『源平盛衰記』作中に、宇治川の戦いの際に重忠が用い、長瀬判官代義員(木曽義仲の従弟)に対して抜き放ち、義員を怯ませて退かせた、との描写がある。 更に、重忠を描写した一節があり、 重忠の佩用する太刀として「備前作のかう平」なるものが描写されている。 『平家物語』には重忠の太刀は「高平」である、と書かれており、上記『源平盛衰記』作中の「かう平」〔が『平家物語』に書かれている「高平」と同じものであるならば、高平とは古備前派の刀工の名である〔高平は包平、助平と並ぶ「備前三平(びぜんさんひら)」の一人とされる平安時代中期の備前国の刀工である。 なお、江戸時代前期の加賀国に越中守藤原高平(えっちゅうのかみふじわらたかひら)を初代とする、「高平」の名を持つ刀工の一族が存在するが、直接的な関係はない。〕ため、「かう平」は備前高平の作による古備前物の太刀とみることができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秩父がかう平」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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