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秩父別駅(ちっぷべつえき)は、北海道(空知総合振興局)雨竜郡秩父別町二条にある北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の駅である。電報略号はチツ。 一部の普通列車(朝一番の増毛行き)は通過する。 == 歴史 == * 1910年(明治43年)11月23日 - 鉄道院留萠線深川駅 - 留萠駅間開通に伴い筑紫駅(ちくしえき)として開業〔書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)179ページより。〕〔書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)44ページより。〕。一般駅。 * 1931年(昭和6年)10月10日 - 線路名を留萠本線に改称、それに伴い同線の駅となる〔。 * 1949年(昭和24年)6月1日 - 公共企業体である日本国有鉄道に移管。 * 1954年(昭和29年)11月10日 - 秩父別駅に改称〔。 * 1971年(昭和46年) - 駅舎改築〔書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)195ページより。〕 * 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物取扱い廃止。 * 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止。同時に出札・改札業務を停止し旅客業務について無人(簡易委託)化。但し閉塞扱いの運転要員は継続配置。 * 1986年(昭和61年)11月1日 - 閉塞合理化に伴い交換設備廃止。運転無人化〔書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)148ページより。〕。 * 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。 * 時期不詳〔1990年7月1日時点では簡易委託駅(小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より)、1993年6月時点では完全無人化されている(書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)154ページより。)。〕 - 簡易委託廃止、完全無人化。 * 1997年(平成9年)4月1日 - 線路名を留萌本線に改称、それに伴い同線の駅となる〔。 * 2007年(平成19年)5月10日 - 乗客の積み残しが起こる(「その他」参照)。 == 駅構造 == 単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の西側(増毛方面に向かって左手側、旧1番線)に存在する〔書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)154ページより。〕。転轍機を持たない棒線駅となっている〔。かつては相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった〔。当時は互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した〔。駅舎側(西側)が下りの1番線、対向側ホームが上りの2番線となっていた〔。そのほか1983年(昭和58年)4月時点では1番線の増毛方と2番線の深川方を結ぶ渡り線を1線〔、1番線の増毛方から分岐し駅舎北側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた〔。交換設備運用廃止後は1993年(平成5年)3月までに線路は撤去されたが、ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲していた〔。 無人駅となっている。駅舎は構内の西側に位置しホーム中央部分に接している〔。開業当初から数度の改修を経ていると思われる〔書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)167ページより。〕、1971年(昭和46年)改築〔の有人駅時代からの駅舎が残っている。木製の外壁には劣化が見られる〔。駅舎とは別棟で、駅前に山小屋風のトイレ棟を有する〔。ホームは砂利敷きとなっている〔。1983年(昭和58年)4月時点では駅舎とホームの間に松や白樺を配した池があった〔。 1935年(昭和10年)の時点で「米で名高い秩父別」と記載され、鍬と銃を持ったヒゲの兵隊と米俵の置かれた田のイラスト入りの駅スタンプ(当時は筑紫駅)が設置されていた〔書籍『駅スタンプの旅 SL編』(著:松井信幸、エイ出版社、2004年2月発行)26ページより。〕。これは当駅初の駅スタンプであった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秩父別駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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