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秩父市立病院(ちちぶしりつびょういん)は、埼玉県秩父市にある医療機関。秩父市病院事業の設置等に関する条例(平成17年4月1日条例第254号)により秩父市が設置運営する公立の病院である。病院の理念は「安心、安全、満足を地域住民の皆さんに」。 == 現状 == 埼玉県の秩父保健医療圏における数少ない病院の一つであり〔埼玉県医療情報提供システム で確認できるのは8病院。うち救急輪番制病院は秩父市立病院と医療法人花仁会秩父病院、埼玉医療生活協同組合皆野病院の3病院のみである。また、秩父保健医療圏には原則1カ所以上置くべき災害拠点病院がなく、地域医療支援病院もない。〕、特に小児救急を含む小児医療については、秩父郡市医師会と協力し、秩父医療圏の小児初期救急医療を維持することとされている〔埼玉県地域保健医療計画122頁。〕。 秩父市、小鹿野町、皆野町、横瀬町、長瀞町では「ちちぶ医療協議会」を結成しており、本病院は秩父地域の中核となる病院の一つとなっている〔ちちぶ医療協議会 〕。 ただし、埼玉県内では交通の不便な場所に位置するため、重篤患者を扱う第三次救急については日高市の埼玉医科大学国際医療センター(2007年4月開設。同センターの開設前は深谷市の深谷赤十字病院)に搬送され、心疾患の重症患者については熊谷市の埼玉県立循環器・呼吸器病センターに搬送されるなど、患者にとっては地理的な面から不便を強いられているのが現状である〔埼玉県地域保健医療計画137頁、埼玉県議会平成19年9月定例会 における自由民主党・岩崎宏の質問。〕。 また、医師不足により、小鹿野町の国民健康保険町立小鹿野中央病院が救急輪番病院から離脱し、その分を秩父市立病院が引き受けることになったため、病院側も特に救急医療の維持に全力を挙げており、公式サイトにおける2010年4月1日の病院長のあいさつは、その全体が救急医療の維持への協力を呼びかけるものである〔病院長からごあいさつ/秩父市 2010年5月21日閲覧。秩父市でも救急医療を守るためのPRを行っている。みんなで秩父地域の救急医療を守りましょう!/秩父市 同日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秩父市立病院」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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