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稗田山崩れ : ミニ英和和英辞書
稗田山崩れ[ひえだやまくずれ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひえ]
 (n) barnyard millet
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
山崩れ : [やまくずれ]
  1. (n,vs) landslide 
崩れ : [くずれ]
 【名詞】 1. crumbling 2. collapse 3. ruin 

稗田山崩れ : ウィキペディア日本語版
稗田山崩れ[ひえだやまくずれ]
稗田山崩れ(ひえだやまくずれ)は、長野県小谷村にある稗田山が1911年8月8日崩壊した災害のこと。
1707年静岡県で起きた大谷崩れ1858年富山県で起きた鳶山崩れとともに、日本三大崩れのひとつとされる。
== 概要 ==
1ヶ月前から音響が轟くといった予兆はあったと伝えられるが、崩壊に結びつく直接的な要因は不明である。
1911年8月8日未明、山頂北側斜面が突如として大崩壊し、土砂が直下の谷を埋め死者26名の被害を出した。土砂は渓谷であった浦川を埋めるに留まらず、姫川の合流点で堆積。長瀬湖という天然ダム湖を形成した。このダムが湛水したことから急遽、地元住民らの手で排水路の設置による災害対策が講じられたが功を奏さず、一部が決壊。大量の土砂が流出し、糸魚川市の河口にまで被害が及び、姫川沿いの多くの家々が居住不能、田畑は耕作不能となり、周辺の海域で魚の大量死が発生した。この結果、集団移転する集落や一家離散する家々が相次いだ。崩壊土砂量は1億m3に及び、日本における20世紀最大級の土砂災害となった。
1912年の梅雨期にも天然ダムは再決壊したほか、稗田山の再度の崩壊もあり、復旧途上にあった地域経済にとどめを刺している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「稗田山崩れ」の詳細全文を読む




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