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種受 : ミニ英和和英辞書
種受[たね, しゅ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たね, しゅ]
 【名詞】 1. (1) seed 2. pip 3. kind 4. variety 5. quality 6. tone 7. (2) material 8. matter 9. subject 10. theme 1 1. (news) copy 12. (3) cause 13. source 14. trick 15. secret 16. inside story 1

種受 ( リダイレクト:シバジ ) : ウィキペディア日本語版
シバジ[たね, しゅ]

シバジ朝鮮語:)とは、朝鮮半島において、李氏朝鮮中期以来存在した風習の一つで、家の跡継ぎとなる男子を得るために、子供を生むための女性を雇うこと。また、それに従事する女性をさす。現代に措ける代理母と似た概念とされている。日韓併合後に禁止された。
(シ)が「種」を、(パジ)が「受けること(もの)」を意味することから、日本語で「種受け」と訳されることがある。なお、動植物の採種も同じ語で表すことがある。
本項では、シバジを主題にした1987年の韓国映画についても取り扱う。
== 概要 ==
祖先の祭祀を重視する儒教を建国理念としていた朝鮮王朝期の両班社会においては、男系を繋ぐ事が大事なものとされ、家門の継承の為に跡継ぎたる男子を儲けることが重要となった。李朝中期までは、高麗時代の仏教文化が残り、財産も均分相続されるなど、長子に相続権が集中されることは稀であったが、儒教の教えが一般民衆まで浸透する李朝後期になると女性の排除や長子集中が著しくなる。そして、妾が産んだ庶子に対しては厳しい差別が社会的に設けられていた。そして何らかの問題が生じて家門を継ぐ男の子が生まれない場合、一般的には一族の男の子から一人を養子とすることがもっとも一般的であった。しかし、これができない場合、子供を嫡子として育てるために、シバジという密かな存在が生まれた。シバジになったのは、寡婦や賤民で、おもに子をたくさん産んだ女性であった。
日本では、1987年の韓国映画『シバジ』によってその存在が一部で知られるようになり、当時問題となりつつあった代理母出産との関係で注目された。
映画『シバジ』においては、世継ぎの男子を出産した場合には顔も見ないうちにすぐにその家を立ち去ることがシバジの掟であるとされ、女子が生まれた時はシバジが引き取ってその子は成長後はシバジとなると描かれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シバジ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Surrogate Woman 」があります。




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