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種子島 久芳(たねがしま ひさよし、享保19年4月2日(1734年5月4日) - 寛政12年4月9日(1800年5月2日)は、薩摩藩(鹿児島藩)家臣、種子島氏第21代当主。 父は種子島久達。母は川嶋氏。正室は新納久門の娘於千。子は種子島久照。通称は八郎次、蔵人、左内。初名は包時。号は自遊。 == 略歴 == 享保19年(1734年)4月2日生まれ。延享2年(1745年)1月16日、父久達の死去により家督相続する。3月鹿児島城において、重富島津家島津周防忠紀の加冠で元服する。4月「久」の字を賜る。寛延元年(1748年)、若年のため、姉婿の島津左衛門久甫が家政を代行する。寛延2年(1749年)、定火消となる。宝暦2年(1752年)、番頭となる。 宝暦4年(1755年)、新納久門の娘於千と結婚する。宝暦9年(1759年)、島津継豊の使いで江戸に出府し、江戸藩邸で藩主島津重豪に拝謁する。江戸城に登城し、将軍徳川家重に拝謁する。宝暦10年(1760年)、嫡男鶴袈裟(久照)が誕生する(母は新納久門の娘於千)。宝暦11年(1761年)、鹿児島に幕府の巡見使が訪れた際に宿舎の防火責任者となる。宝暦12年(1762年)、藩主重豪の使者として江戸に出府する。同年、「甘藷伝」を著す。明和4年(1767年)、大乗院火消奉行。同年、病気療養のため職を辞す。明和6年(1769年)、嫡男の鶴袈裟が元服し、庸時(久照)と名を改める。安永2年(1773年)南林寺火消奉行。安永3年(1774年)興国寺火消奉行。安永4年(1775年)浄光明寺火消奉行。安永5年(1776年)興国寺火消奉行。安永7年(1778年)聖堂、神農堂火消奉行。天明2年(1782年)興国寺火消奉行。天明5年(1783年)福昌寺火消奉行。天明6年(1786年)多病のため隠居を願う。天明7年(1787年)隠居して庸時(久照)に家督を譲る。寛政12年(1800年)4月9日死去。享年67。大歓院殿日喜大居士。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「種子島久芳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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