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稲葉 正巳(いなば まさみ)は、江戸時代後期から末期の大名。安房館山藩第4代藩主。3代藩主稲葉正盛の長男。 == 生涯 == 文政3年(1820年)2月7日、父正盛の死により家督を相続する。天保3年(1832年)6月1日、将軍徳川家斉に拝謁する。文久2年(1862年)、若年寄に就任する。元治元年(1864年)には外国御用取扱勝手掛・海陸備向取扱となり、神戸海軍操練所設立に尽力する。同年、若年寄を辞任して隠居、家督を養子の正善(大岡忠恕の次男)に譲った。翌慶応元年(1865年)には若年寄に再び任じられ、幕府海軍の軍制整備を担当する。徳川慶喜に重用され、慶応2年(1866年)、陸軍奉行、老中格、海軍総裁に進む。明治元年(1868年)に全ての幕府役職を辞任して新政府に恭順した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「稲葉正巳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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