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稲葉 通宗（いなば みちむね、1902年（明治35年）7月20日 - 1986年（昭和61年）11月3日）は、日本の海軍軍人。空母サラトガを雷撃し、4ヵ月以上戦線離脱する損害を与えた伊6潜水艦長である。木梨鷹一とともに山岡荘八の小説『海底戦記』 のモデルとなった〔『海底戦記』戸高一成「解説」 〕。最終階級は海軍大佐。 ==生涯== === 海兵51期 === 稲葉は愛知県出身で海軍兵学校に進み、海兵51期として卒業した。海兵51期は、八八艦隊計画実現に備えた300人クラスとして293名が入校したが、ワシントン会議による軍縮の影響で自主的な退校が許され、40名近くが退校している〔『聞き書き 日本海軍史』22頁-23頁〕。卒業生は255名で稲葉の卒業席次は下位であった〔『海軍兵学校沿革』〕。練習艦隊では｢磐手｣ 乗組みとなり、米内光政艦長のもとで実務訓練を受ける。｢磐手｣乗組み候補生には、51期首席で海軍甲事件で戦死する樋端久利雄などがいた。この練習艦隊は日本近海航海を行っている最中に関東大震災の救護任務に就き、その任を解かれた後 豪州方面で遠洋航海を行った〔『ブーゲンビリアの花』56頁-63頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「稲葉通宗」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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