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預金(よきん、)とは、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合などの預貯金取扱金融機関に金銭を消費寄託(同種同量のものの返還を約してする寄託、期限の定めがない場合にいつでも返還を請求できる点で消費貸借と異なる)すること、または、寄託された金銭のこと。寄託の態様によって、当座預金、普通預金、定期預金などの商品がある。 本質的には預金者は預貯金取扱金融機関に金銭を貸していることになる。 日本では法令上、取り扱う金融機関に応じて「貯金」という語との使い分けがなされるが、性質は同じである。 預金者の要求があればいつでも払出しに応じる流動性預金(要求払預金)と定められた預入期間満了まで払出しに応じない定期性預金に大別される。 == 預金種類 == === 普通預金 === * 自由に預け入れ、払い戻しができる預金口座で、銀行取引の基本となる預金商品である。 * 日本では当たり前であるが、要求払い決済用口座として金利が付されるものは世界的には珍しい存在であり、米国では貯蓄貸付組合のNOW勘定口座がこれに近似している。 * キャッシュカードの発行が可能で、自動取引装置(ATM)を利用した預け入れ、払い戻し、振込などの取引ができる。 * 当座預金と並び、振込金の受入、各種公共料金や代金、クレジットカードなどの口座自動振替を契約でき、給与、年金、配当金の受取に指定できるなど、決済口座としても大きな役割を担う。 * 毎日の最終残高に対し利息がつき、概ね6ヶ月毎に支払われるものの(住信SBIネット銀行のように毎月付利の場合もある)、自由に預け入れ、払い戻しができる流動性、また自動振替や受取などの各種決済を取り扱うため、定期性の預金に比べ低い利率となっている。 * ジャパンネット銀行、東京スター銀行など一部の銀行においては、口座維持手数料や払い戻し手数料などを徴収すること定めている。ただし、一定の取引条件を満たせば(一定回数の)免除や減額などの優遇を受けることも出来る。 * このほか、一部の銀行においては一般の普通預金と別に、次に挙げるような特典の組み合わされた普通預金が取り扱われている。なお特典利用には一定の条件がある。 * 通帳の発行を省略する事により入出金の時間外手数料はじめ、提携銀行ATM・コンビニATM利用手数料無料利用などの特典利用(各金融機関で異なる)のできる普通預金(新生銀行の「パワーフレックス」、三井住友銀行の「SMBCポイントパック(旧、One's plus)」など)がある。これらの口座は、通帳発行に伴い毎年銀行が負担する印紙税が課税されないため、銀行にとっても十分にメリットがあるものである。 * 残高基準額のある貯蓄預金に類似する残高階層型金利が設定され、月ごとに取引残高など一定の条件を満たすことで、入出金の時間外手数料、提携ATM取引手数料の無料化、融資金利の優遇などの特典利用ができるが、加えてそのような条件を月ごとに満たさない場合は口座手数料の徴収を定める普通預金(かつての三菱東京UFJ銀行・「メインバンク」など)。 * あらかじめ口座手数料を支払うことで入出金の時間外手数料無料利用、景品ポイントの優遇付与などが特典利用できる普通預金(大垣共立銀行の「ゴールド総合口座」、静岡銀行の「ステートメント型総合口座」など)。 * 戦前は貯蓄銀行の商品であり、普通銀行には類似商品として「特別当座預金」が存在した。戦時中、ほとんどの貯蓄銀行は普通銀行に合併された結果、普通銀行が貯蓄銀行業務を兼業することとなったため、商品内容が重複する両者を戦後整理統合した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「預金」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Savings account 」があります。 スポンサード リンク
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