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『穎才新誌』(えいさいしんし)は、近代日本ではじめての全国的子供向け雑誌。陽其二により1877年に創刊され、1901年ないし1902年頃に廃刊と言われている。毎週土曜日発行の週刊誌であり、発行は製紙分社(東京印刷会)による。価格は当初8厘だった〔今田絵里香 『「少女」の社会史』 勁草書房、2007年。ISBN 978-4-326-64878-8〕。 ==概説== 論説文、学術的な論文、紀行文、書簡文、随筆文、漢詩、短歌、俳句、新体詩の投稿作品からなる。時には投稿者同士の論争も行われた。最初は作文などの散文が多く、後には韻文が多くなる。主要な投稿者の年齢層は1877年から1879年では1位が13歳、2位が12歳。頁数は当初4頁、1890年代8頁、1897年9月から16頁。毎週1万部という当時としては驚異的な発行部数を誇った。投稿は1日に50通あまり。購読できるのは中流以上の子供に限られていたが、それだけに後の日本のエリートが言説を共有していたと言える。また作文教育のために学校で使用されていたので、小中学生の一部も共有していた。学校間競争が行われ掲載されることは母校の名を挙げる名誉なことだった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「穎才新誌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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