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穴熊囲い(あなぐまがこい)は、将棋において使われる囲い(守備の陣形)の一つ。居飛車・振飛車のいずれの戦法でも用いられる囲いであり、囲うまでに手数はかかるが最も堅い囲いの一つである。その堅牢さから比喩として用いられることもある。 == 概要 == 端の香車を一つ前に動かし、その下に玉を動かした形が、熊が穴蔵に潜るように見えることからこの名が付いたといわれる。古くは「岩屋」「獅子のホラ入り」とも呼ばれていた。 いわゆる振り飛車穴熊は江戸時代からある戦法であるが、以前はプロからの評価は低く、''「穴熊などやるようでは強くなれない」''〔『日本将棋用語事典』p.8より引用。〕という偏見もあった。しかし、1970年代に入ると大内延介らによってその優秀性が示された。その後、田中寅彦らにより居飛車(対振飛車戦)で穴熊に囲う「居飛車穴熊」が整備され、猛威を振るった。現代では、居飛車穴熊にどう立ち向かうか、が振り飛車側の大きな課題の一つとまでなっている。また現代将棋では振り飛車戦だけでなく相振り飛車戦、さらには矢倉戦や角換わり戦などの相居飛車でも隙を見て穴熊囲いに組み替える場合が頻繁に出現し、堅さを重視する現代将棋の象徴となっている。 なお、桂馬が跳ねた形を俗に「パンツを脱いだ」と言い、囲いが著しく弱体化する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「穴熊囲い」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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