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『空爆大作戦』(くうばくだいさくせん、伊題:''La battaglia d'Inghilterra''、英題:''Eagles Over London'')は、1969年に公開されたイタリア・スペイン・フランス合作の戦争映画である。同年公開の『空軍大戦略』に影響を受けているが、同作はバトル・オブ・ブリテンの流れそのものを描いているのに対して、本作はドイツ空軍支援のために送り込まれた工作員と、それを阻止せんとするイギリス軍将校との戦いを描くサスペンス作品である。 == ストーリー == 1940年5月、ナチス・ドイツの電撃戦によって、イギリス軍・フランス軍はダンケルクの海岸に追い詰められた。撤退のため橋を爆破する命令を受けたイギリス陸軍のスティーブンス大尉は、別行動をとっていた第1小隊が全滅させられているのを発見した。彼らは全員身分証と認識票を奪われており、傍らには見慣れぬ英兵の死体が横たわっていた。ドイツ兵がイギリス兵に化けて潜入していることを察した彼は、証拠として死体から袖章を持ち帰る。橋で待つマリガン軍曹ら部下のもとへ戻るスティーブンスは、偶然爆破に巻き込まれそうになったマーティン中尉を救う。しかし、実は彼こそが英兵に化けたドイツ軍工作員の一人であった。 ドイツ空軍による銃爆撃下のダンケルクから、命からがら英本土へと撤退したスティーブンスら一行。着の身着のままの帰還兵で溢れる桟橋で、スティーブンスは恋人のメグ中尉と再会した。一方、マーティンや指揮官クルーガー少佐ら潜入工作員も、イギリス在住の工作員シーラと合流する。早速スティーブンスは、周囲にスパイの存在を訴えるが全く相手にされない。やむを得ず、友人でメグの上司であるイギリス空軍のテイラー中将に相談する。彼も当初は半信半疑だったが、持ち帰った袖章が既にフランスで捕虜となったはずのハンプシャー連隊のものであることが分かり、軍上層部も事態の深刻さを認識した。テイラーは、スパイたちの目的は連日ドイツ空軍の襲撃を察知しているレーダー警戒網の破壊であると考えた。スティーブンスは、ダウディング大将から直々にスパイ摘発のため「バリアント(勇敢)」作戦の指揮を任される。 マーティンと再会したスティーブンスは彼を自宅に居候するように誘い、マーティンも承諾する。工作員の存在が認識され、軍人の身分確認が厳しくなったことを知ったクルーガーらは行動を始めた。イギリス兵を次々に殺し、軍服と身分証を奪っていく。また、メグがレーダー施設で働いていることを知ったマーティンは、シーラの経営するバーで秘かに彼女の入営許可証を写しとった。 スティーブンスは自由フランス空軍の兵士に化けた工作員を捕らえることに成功したが、彼は尋問前に毒薬で自殺してしまった。それでも、ドイツ空軍の動きからポーツマスのレーダー基地に工作員が潜入していることを突き止めた彼らは、基地へと急行する。そこでクルーガーらと遭遇し、銃撃戦の末数名を倒すが、結局クルーガー、マーティンら中心人物は逃走しレーダーも爆破されてしまう。 もはや捜査の手は迫りつつあった。秘密を守るため、クルーガーの命令によりシーラはマーティンの手で死んだ。マーティンはスティーブンスも殺すよう命じられる。もぬけの殻となったアジトを捜査したスティーブンスは、燃え残った身分証からマーティンの正体を知った。自宅でマーティンと対峙したスティーブンスは、彼を捕らえようと試みるが返り討ちにあい気を失ってしまう。だが、マーティンは彼を殺さずに立ち去った。命の恩人であり、僅かな時間とはいえ共に暮らした友人を手にかけることができなかったのだ。 その夜、ロンドンをはじめ諸都市はドイツ空軍の大編隊に攻撃された。とうとう イギリス本土上陸の準備が始まったのだ。イギリス空軍も全力で迎撃し、テイラーも陣頭指揮をとるが、敵機の数が多すぎて抑えきれない。テイラーは他の都市へ向かった友軍機を全てロンドン上空に集結させるように命じるが、直後、管制センターは空軍警察(RAFP)の警備を突破したクルーガーら工作員に占拠されてしまう。爆撃で半壊した自宅で目を覚ましたスティーブンスは、マリガン達部下を率いて管制センターへ急ぐ。イギリスを救うため、そしてマーティンと決着をつけるために。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「空爆大作戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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